鋼構造ジャーナル記事詳細

2009年3月2日号 NO.1394

●木下工業(福井)の2名入賞/全国溶接技術競技会
●「東京臨海大橋」見学会/橋建協が宮地・千葉工場で
●H形鋼は5カ月連続の下げ/物調の2月資材価格調査
●JSNDI/デジタル超音波探傷器への移行予定
●新社長/冬木工業(群馬)・大竹良朗氏
●全青会が長崎で理事会/経営や交流事業継続推進へ
●連載(上)/溶接材料ISOの制定と整合化、JIS改正
●アイ・テックが安全協力会総会/「無事故無災害で」
●全構協関東支部会/全国大会の開催内容など協議
●中国版
●九州版

長野県Mグレード部会が設立

部会長に中嶋光則氏(中島鉄工所社長)

平成21年度事業計画など承認

 長野県鉄構事業協同組合(理事長=髙木秀雄・フィット工業会長)は2月24日、長野市の長野第一ホテルで長野県Mグレード部会設立総会を開き、初代部会長に中嶋光則氏(中島鉄工所社長)を選出した。
(写真左=長野県Mグレード部会設立総会の会場、写真中=新部会長の中嶋氏、写真右=髙木理事長)
 

史上初 全構協ファブの単一工場から2名入賞

木下工業(福井)の西口、大田両氏

第54回全国溶接技術競技会

 日本溶接協会、同北陸地区支部、同福井県支部(支部長=木下好正・木下工業社長)の主催によって開催された第54回全国溶接技術競技会で、福井県のHグレードファブ、木下工業(工場・坂井市春江町辻2‐5‐1、木下好正社長)から西口茂伸、大田俊行の両氏が優良賞に選ばれた。予選からすると約6000名が参加したなかでの入賞。全構協ファブの単一工場から2名の入賞者がでたのは、54年に及ぶ歴史上初めてのこと。
(写真左上=大田氏、写真右上=西口氏、写真下=会社全体で祝福)
 

「東京臨海大橋」浜出し見学会

橋建協が宮地・千葉工場で開催

BHSを国内で初採用の橋梁

 日本橋梁建設協会(会長=川田忠樹・川田工業取締役相談役)は、「東京港臨海大橋(仮称)浜出し」の見学会を2月17日に千葉県市原市の宮地鉄工所千葉工場で開催した。同橋は、橋梁用高性能鋼(BHS)を国内で初めて本格採用し注目を集めている物件で、協会や大学関係者など約30名が参加した。
(写真左=天候を見ながら慎重に作業を進める、写真右=FC船での吊り上げ)
 

H形鋼は5カ月連続の下げ

前年同月価格を下回る

物調の2月資材価格調査

 建設物価調査会は2月上旬に調査した主要建設資材の価格動向をまとめた。東京地区の鋼材関係は、2月もH形鋼、異形棒鋼、中厚板とも実勢価格が値下がりした。H形鋼は前月比8000円下がってトン8万7000円となった。5カ月連続の値下がりで、前年同月比でも1.1%(1000円)下がっている。

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