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15年度需要の用途・規模別内訳

  • 工場、事務所、倉庫が増加
    物件の大型化がより顕著に

 国土交通省の着工統計による15年度鉄骨需要量は、前年度比0・6%減の498万㌧となった。上期同4・2%増の264万㌧に対し、下期同5・5%減の233万㌧の推移を示し、年度後半に伸び悩みがみられた。

 用途別では、最も大きな構成比率を占める住宅が同0・7%増(131万㌧)と堅調に推移、その他が同7・2%減(88万㌧)となっている。

 これまで、需要をけん引してきた低層案件に目を向けると、倉庫用途が同0・3%増(64万㌧)と底堅く推移。ただ、同14・2%減(57万㌧)と大幅減の店舗と、同14・6%増(83万㌧)の工場および作業場は大きく明暗が分かれる結果となった。
(写真=表は用途別需要推移、写真は建設が進む都内の大型プロジェクト)
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