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強まる鉄骨需要の物件大型化

  • 大手ファブに仕事集中の傾向
    目立つ製作協力、商社依存

 業界関係者の「建築鉄骨の大型化傾向が顕著になっている」との指摘が多いが、15年度需要の物件規模別の内訳で延床面積1万平方㍍以上のみが伸び(前年度比2・4%増)、それを数値上からも裏付ける結果となっている。

 用途別で需要の伸びが目立ったのは事務所、工場、学校、病院など。5年前の10年度実績で1万平方㍍以上の全体構成比率は約19・7%だったが、15年度では同約25・7%と6ポイントアップ、これに伴い、1万平方㍍以下がシェアを下げたことになり、ここ数年の推移からも物件の大型化が一層進んだことになる。
(写真=建設が進む都内の大型プロジェクト(写真と本文は関係ありません))
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