鋼構造ジャーナル記事詳細

2013年3月25日号 NO.1606

●全国R・J部会が総会/ファブの使命を噛みしめる
●都内5区の建築構造審査担当者/飯田製作所を視察
●H形鋼は千円アップ7万円/物調の3月資材価格調査
●日構専平成24年度卒業式/ファブ子弟ら7名巣立つ
●川岸工業千葉第一工場/NHKの番組取材受ける
●大震災の教訓/社会倫理的な規範で建築物設計を
●期待される構造設計の方向性/限界耐力計算を普及
●AWA認証機構が総会/松崎博彦氏が会長に復帰
●近畿版
●中国版
●全構協・九州Hグレード部会/需要の高水準を確認

期待集める「耐震補強需要」

全国的に工事発注が相次ぐ

肝心の価格は〝一進一退〟

 昨年、鉄骨ファブ各社の工場稼働率・手持ち量を大きく押し上げた耐震補強工事だが、ここにきて全国的に夏場施工を見込む学校施設の引き合いが増加、「昨年と同等量の仕事が見込まれるのではないか」と引き続き好調な展開を期待する見方が多くなっている。
(写真=耐震補強の製作と施工(飯田製作所))

ファブの使命を噛みしめる

全国R・J部会が総会

会勢拡大へ存在意義向上を

 全国R・Jグレード部会連絡会(会長=松枝建次・松枝興業社長)は15日、大阪市のANAクラウンプラザホテルで7会員約30名が参加し、第10回通常総会を開催、会勢拡大へ存在意義を高めることを決めた。当日は2年前の同じ大阪で開催した第8回通常総会中に発生した東日本大震災の記憶を共有しての総会となり、参加者全員が人命と財産を守るファブ業の使命を噛みしめた1日となった。
(写真=7会員30名が参加、フリーディスカッションで意見交換)

都内5区の建築構造審査担当

飯田製作所の工場を視察

鉄骨製作現場の実務を学ぶ

 東京都内5区の建築構造審査担当者ら15名は13日、東京のMグレードファブ、飯田製作所(本社・工場=東京都江東区、飯田歳樹社長)の工場を視察、工程管理と品質管理を中心に鉄骨製作の実務について学んだ。
 今回、同工場を訪れたのは23区建築行政担当者連絡会第5ブロック(江東区、江戸川区、葛飾区、墨田区、足立区)のメンバーで、建築確認申請の構造審査担当者ら総勢15名。
(写真=飯田社長が耐震ブレースの製作工程を説明)

日構専

平成24年度卒業式を挙行

ファブ子弟ら7名が巣立つ

 日本溶接技術センター付属日本溶接構造専門学校(略称・日構専、奥村誠学校長)は13日、神奈川県川崎市の同校講堂で平成24年度卒業式を挙行した。今年度の卒業生はファブの子弟ら7名。それぞれ溶接や非破壊検査技術を修得し、鉄構業界などに巣立っていった。
(写真=門出を祝って記念撮影)

川岸工業千葉第一工場

NHKの番組取材を受ける

仕口部の溶接工程などを収録

 溶接架台に載せられた超高層ビル用鉄骨部材の柱・梁接合部の溶接工程を丹念に撮影しているテレビカメラのクルー。NHKスペシャル「MEGA QUAKE」の番組制作の一環として、千葉県柏市の川岸工業千葉第一工場(川岸隆一社長)を訪れた際のもようだ。
 川岸工業は15日、同社千葉第一工場で日本放送協会の番組・NHKスペシャル「MEGA QUAKE」の取材を受けた。当日は、NHK取材陣が非常に高い厳密な品質管理のもとに鉄骨部材が溶接される工程を収録した。
 同番組は、4月14日21時から21時49分のNHKスペシャルで放映される予定。なお、都合により放送日が変更となることもあるという。
(写真=溶接作業を収録するNHKのクルー)

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