鋼構造ジャーナル記事詳細

2013年4月1日号 NO.1607

●水性さび止め塗料塗布試験/新潟など3ファブで実施
●国交省・井上住宅局長/都道府県の助成、支援に本腰
●橋建協が専門紙と意見交換会/鋼橋上部工保全工事
●阿部鋼材(札幌)/カネトミ北勝興業をグループ企業に
●建築学会・近畿支部/超大地震対応の設計法シンポ
●溶接の体験研修を実施/奈良県建築士事務所協会
●JSNDI諮問委/改正JISZ2305は5月制定
●関東版
●北陸版
●新鉄構企業訪問/ステアックス(株)(茨城県)
●コンドーテック/新規事業部を鉄構営業部に改称

理事会と支部長連絡会議開く

新法人移行で最後の会議に

今後は新「理事会」のもとで運営

 全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は3月22日に東京・中央区の鉄鋼会館で支部長連絡会議と理事会を開催した。4月1日付の一般社団法人への移行を踏まえ、支部長連絡会議と理事会が一本化され、新たな「理事会」体制のもとで運営されることになり、今回が事実上、最後の開催となった。
(写真=平成25年度事業計画・収支予算案を承認した理事会)

水性さび止め塗料の塗布試験

6種類の試験体に各種条件で実施

1週間後検査で付着性能はおおむね良好

 鉄骨の防錆に用いるさび止め塗料は時代のすう勢で、水性さび止め塗料が登場してきた。同塗料は有機溶剤を使用しないことから保管場所に制限がないが、油分が付着している鉄骨では、施工時の下地処理が重要となる。大手塗料メーカーの水性さび止め塗料を施工した一部のファブから、はがれや点さびが発生するという指摘を受けて、Hグレードファブの藤木鉄工(新潟県北蒲原郡聖籠町、並川栄三社長)と山梨建鉄(山梨県中央市一丁畑、伊藤香織社長)、Mグレードファブの岸本建設工業(神奈川県平塚市東豊田、岸部直喜社長)の3社が、統一した試験方法で塗布試験を行うことになった。
(写真=藤木鉄工での塗装直後の外観検査)

墜落災害防止に関する要望書

太田国土交通大臣に手交

全国仮設安全事業協組

 全国仮設安全事業協同組合の小野辰雄理事長(日綜産業社長)は3月19日、太田昭宏国土交通大臣に「平成25年度における墜落災害防止のための国土交通省の対策について」の要望書を手渡した。
(写真=小野理事長(左から2番目)と太田大臣(左))

鋼橋上部工での保全工事

見通し含めて6地整で29件発注

橋建協が専門紙との意見交換会

 日本橋梁建設協会(会長=昼間祐治・IHI顧問)は3月19日、東京・西新橋の同協会会議室で、今年度第2回の専門紙各社との意見交換会を開き、12年度の鋼橋受注動向、予防保全、技術者育成、海外事業展開および広報活動など、最近の業界状況を説明した。
(写真=3月16日開催の隅田川クルーズ)

耐震補強工事の分離発注物件

K型ブレース4基を納品

坂上製作所(新潟)

 新潟県のMグレードファブ・坂上製作所(新潟県新潟市北区下大谷内378-1、坂上勝彦社長)は、1月に落札した物品「新潟江南高校特別教室棟耐震補強枠付き鉄骨ブレース製作」のK型ブレース4基(重量約4トン)を、3月15日に新潟市中央区の新潟江南高校第2グランドに納品した。
(写真=製品を納品した状態(養生前))

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