2017年1月号 VOL.30 NO.344
・[特集1] 再開発プロジェクトの展望 Part.1
・[特集2] コンピューターと建築 2017
・[gallery] 新豊洲 Brillia ランニングスタジアム
・[論文] 京橋エドグラン〈下〉
・[BRAND NEW PRODUCTS]杭頭接合工法 ジョイントカプラ工法
・[Event] 構造システム・グループ「建築とITのフォーラム2016」開催
・[Event] NTTファシリティーズ総研 EHSセミナー2016
・特集は「再開発プロジェクトの展望」と「コンピューターと建築」
東京都内では、2020東京オリンピックに向けて大型再開発プロジェクトが本格化している。特に丸の内、大手町、芝浦、渋谷では基礎工事が始まるなど、本格着工を迎えるプロジェクトが目白押し。本誌は何回かに分けて再開発プロジェクトを紹介する。特集2「コンピューターと建築 2017」は、既に鉄骨造建築への本格適用が始まったBIM(Building Information Modeling)などコンピューター活用の実際について、設計・施工会社計16社の構造設計者らが実情を紹介する。
・特集1:再開発プロジェクトの展望 Part.1
1月号は新年恒例の「再開発プロジェクトの展望」。Part.1では、鉄骨所要量約13万tの常盤橋街区再開発プロジェクト、東京・八重洲駅前地区再開発のほか、基礎工事が始まった丸の内3-2計画、OH-1計画、日本橋室町三丁目地区再開発、虎ノ門2-10計画、TGMM芝浦プロジェクト、竹芝地区開発計画 A街区、都内屈指の再開発地区「渋谷駅周辺」など、鉄骨所要量が3万tを超える東京都内の大型再開発プロジェクトを中心に計23プロジェクト(鉄骨所要量計約72万㌧)をオールカラーで紹介する。
・特集2「コンピューターと建築 2017」
文字を打つ、表を作るなどコンピューターの使用が基本となった昨今、建築関係のソフトやそれを取り巻く仕組みがかつてない速度で進んでいる。1月号は、年2回実施する「コンピューターと建築特集」の第一弾で、「建築業界におけるIT活用の実際」をテーマに、設計、施工各社の様々な工夫や取り組み、課題や展開を紹介する。BIMなど身近に差し迫ったコンピューター活用技術は必読のテーマ。今、何を注目すべきか、読者の皆さんのヒントとなる話題を提供する。
特集1:再開発プロジェクトの展望 Part.1
・再開発プロジェクトの展望 Part.1
――編集部
・全国の建設プロジェクト―ビル/商業施設/工場/学校ほか
・全国の建設プロジェクト―Image 編
・全国の建設プロジェクト―月別分析:2016年9月
特集2:コンピューターと建築 2017
・interview コンピューターと建築 2017
――志手 一哉氏(聞き手:編集部)
・作業所でのフルBIMと新たな試み
――竹中工務店大阪本店(取材:編集部)
・大規模スタジアムの設計
――久米設計
・BIMによる設計プロセスの変革
――日建設計
・BIMワークフローの構築
――日本設計
・BIMと構造設計
――日立建設設計
・BIMの目的
――松田平田設計
・モデル先行BIMのメリット
――三菱地所設計
・ひとに寄り添うBIM
――安井建築設計事務所
・地方創生に繋げるBIM技術
――ブレンスタッフ
・SpecialからStandardへ
――大林組
・コンピューターを使用した建築の現状
――鹿島建設
・データ連動による生産性向上
――清水建設
・設計BIMから設計施工BIMへ
――大成建設
・構造設計のBIM
――竹中工務店
・設計施工プロセスにおけるBIM
――竹中工務店大阪本店
・戸田建設のBIMの現状と今後
――戸田建設
・パラメトリック設計の試行
――前田建設工業
・試行錯誤こそが理想のBIM
――ARUP
・製品紹介
――エーアンドエー/オートデスク/グラフィソフトジャパン/トリンブル・ソリューションズ/NTTファシリティーズ総合研究所/ドッドウエル ビー・エム・エス/データロジック/ファーストクルー/ソフトウェアセンター/東京鐵骨橋梁/タイワ/カルテック/富士通
・[gallery] 新豊洲 BriLLia ランニングスタジアム
・京橋エドグラン
――超高層建築における中間層免震の設計と施工<下>
―――山野 祐司/吉田 和彦/福島 孝志/八木 聡/笠間 政人/舟橋 信隆/久保 充司
●BRAND NEW PRODUCTS
・杭頭接合工法 ジョイントカプラ工法
――センクシア
●Event
・構造システム・グループ 「建築とITのフォーラム 2016」開催
・NTTファシリティーズ総研 EHS&S研究センターセミナー 2016
・構造計画研究所 「RESP セミナー2016」開催
●BIM News
・A&A(エーアンドエー)「Vectorworks 2017」新製品発表会
・グラフィソフトジャパン 「Solibri Day2016」開催
・トリンブル BIMソリューションを駆使したウィーン中央駅プロジェクト
●Strutec Data
・2016年9月の都道府県別建築着工面積/2016年10月の建築着工面積
・2016年度上期(4-9月)の着工面積と鉄骨需要量
●Regular
・建設関連産業の未来のための技術評論
――第78回 「鉄筋ガス圧接業」新未来戦略
―――藤盛 紀明
・とある構造技術者がみた建築
――第16回 設備設計人材問題
―――大氏 正嗣
・真構造道場
――第17回 「2017酉年」の巻
―――高橋 治
・リレーエッセイ 建築と私 243
――「熱気あふれた東京時代」
―――安田 俊幸
●表紙
新豊洲 BriLLia ランニングスタジアム