大きな期待の中での幕開けに
- 全国の鉄構組合が賀詞交歓会
目立つ将来的な戦略求める声
鉄骨ファブ業界は、一部で需要落ち込みに伴う単価の下落が見受けられたものの、都心を中心とした大型再開発プロジェクトのほか、東京五輪関連施設、物流・倉庫など底堅い需要を控え、業界全体に焦りはみられない。採算重視や適正価格での受注を重視した冷静な対応が目立つ。
「今夏からの需要の盛り上がり」で関係者の意見が一致、その対応に追われているのが現状だ。こうした受注環境を受け、1月中旬から一斉に開催された全国の各鉄構組合の賀詞交歓会は、大きな期待が集まる雰囲気のなかでのスタートとなった。
(写真=賀詞交歓会(神奈川県鉄構業協同組合))