初の損傷鉄骨への加震実験
- 防災研、兵庫県、神戸大チーム
南海トラフ巨大地震に備えて
阪神・淡路大震災によって損傷を受けた鉄骨建築物は、想定される南海トラフ巨大地震が襲ってきた時、どのような事象を示すか、また、損傷を受けている鉄骨建築物を発見する方法はないか――このテーマに挑む実大実験を、防災科学研究所と兵庫県、神戸大学大学院工学研究科が8、10、15日の3日間をかけ、兵庫県三木市の実大三次元震動破壊実験施設(E―ディフェンス)で実施した。15日は一般公開され、ファブや設計事務所ら約70名が見学した。
(写真上=記者会見に臨む防災研研究員ら、写真下=加震実験を見学)