最重点項目は適正価格の受注
- 全国の鉄構組合が総会スタート
経営基盤体制作りで正念場に
建築鉄骨ファブリケーター業界は昨夏以降、需要回復に伴い、全国的に鉄骨ファブの工場稼働率が高水準で推移している状況にある。昨年末にみられた超繁忙期からは、やや落ち着きがみられるものの、季節要因や消費増税の駆け込みの反動による「一時的な中弛み」とみる関係者は多い。今後も物流倉庫や店舗、病院や学校、耐震補強など堅調な伸びが期待されるほか、中期的にも震災復興や国土強靭化、東京五輪関連などが需要を下支えするものと予想される。
(写真=全国の各鉄構組合が総会開催へ=山梨組合)