鋼構造ジャーナル記事詳細

2019年7月22日号 NO.1936

●18年度実質年間生産高調査/全構協・関東支部運営委
●第7期2回目の講義を開催/東構塾
●「高力ボルト実習勉強会」を開催/日本鋼構造協会
●「太陽の塔」内部を見学/金曜会
●優良職長で3氏を表彰/出雲テック(大阪)が安全大会
●県溶接協議会で1位から3位を独占/福井鐵工(福井)
●新鉄構企業訪問/堀金工業(長野)
●クローズ・アップ/女性が活躍する企業・稲垣鉄工(三重)
●北海道版
●東北版
●加工能力の拡充図る/小野建・滋賀営業所

全構協・関東支部運営委

18年度の実質年間生産高調査

前年度比1・7%増の124万㌧

 全国鐵構工業協会・関東支部の運営委員会(委員長=武田忠義・叶産業会長)は17日、都内港区のアジュール竹芝で定例委員会を開き、支部会員を対象に行った18年度「実質年間生産高調査」の結果をまとめた。それによると、関東支部1都9県の前年度推定鉄骨生産高は124万2800㌧となり、前年度実績を約1・7%上回った。
 この調査は、『業界環境の把握』の一環として、同委員会が16年度から毎年行っているもの。18年度分の調査は、支部所属の全590社(グレード=S2社、H57社、M224社、R150社、J6社、未認定151社)を対象に実施。外注と建築鉄骨以外の製作分を除く鉄骨生産高について465社(回答率79%)から回答を得た。
(写真=定例委員会のもよう)
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東構塾

第7期2回目の講義を開催

「製作要領書・鋼材」を学ぶ

 東京鉄構工業協同組合(東構協)の青年経営者委員会(幹事長=松田一朗・松田鋼業社長)が主催する若手経営者・技術者育成プロジェクト「東構塾」(塾長=青野弘毅・元那須ストラクチャー)の第7期初中級コース2回目の講義が13日、東京都中央区の東構協会議室で開かれ、東京をはじめ神奈川、埼玉、茨城、群馬、長野など関東一円のファブの若手15人が受講した。
 講義は「製作要領書・鋼材」をテーマに行われ、製作要領書の作成に当たり、組織図や鋼材、工程表などの一般事項や、加工から出荷までの各工程で記載しなければならない項目と注意点、実際の管理方法などを青野塾長が解説した。
(写真=関東一円からファブの若手15人が受講)
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「高力ボルト実習勉強会」を開く

日本鋼構造協会

高力ボルトの締め付けを体験

 日本鋼構造協会(略称・JSSC)は12日、千葉県浦安市の日鉄ボルテン東京試験所で「高力ボルト実習勉強会」を開催した。設計事務所、ゼネコン、ファブリケーター、エンジニアリング会社などから13人が参加し、高力ボルトの締め付けを体験したほか、すべり耐力試験の実演を見学した。
 同勉強会は座学と実習の2部構成。はじめに実習テーマである高力ボルトの締め付けの原理や管理方法などについて講義が行われ、受講者らは①高力ボルトの変遷②高力ボルトの種類・規格・材料③継手の種類と要求品質④締め付け工法と管理⑤施工後の確認と検査――の5項目にわたり詳細な説明を受けた。
(写真=高力ボルトの締め付けを体験)
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安全優良職長で3氏を表彰

「安心安全職場」の講演会も

出雲テック(大阪)が安全大会

 鉄骨構造物の設計・施工などを主業務とする出雲テック(大阪市北区芝田2―2―17、本城俊成社長)は12日、大阪市北区のグランフロント大阪で協力会社や同社スタッフら約60人が参加し、「2019年度安全大会」を開催。安全優良職長表彰や講演会、安全宣言唱和などを通じて安全への意識を喚起した。
(写真=あいさつする本城社長(上)、協力会社や出雲テックのスタッフら約60人が参加(下))
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