鋼構造ジャーナル記事詳細

2020年3月23日号 NO.1971

●新規・更新合わせ60人が受講/建築鉄骨外観検査技術講習会
●構造物鉄工科の9人が巣立つ/宮崎県立産業技術専門校
●高力ボルトの需給調査「納期は大幅に改善」/国交省
●事業継続計画早わかり①/「防災とBCP危機管理の違い」
●鉄骨技術フォーラム2019/質疑と回答・連載⑯
●新鉄構企業訪問/三輪鉄工所(福島県)
●新型コロナウイルス関連/業界の動向
●特集/高力ボルト・摩擦接合2020
●近畿版
●四国版
●6カ月ぶり全品種値下げ/東京製鉄4月契約

「建築鉄骨外観検査技術講習会」

新規・更新合わせ60人が受講

コロナ感染対策の下で開催

 鉄骨外観検査教育委員会(構成団体=AW検定協会、日本溶接技術センター、日本溶接協会、日本エンドタブ協会、AWA認証機構)は14日、神奈川県川崎市の日本溶接技術センターで「建築鉄骨外観検査技術講習会」を開いた。新規、更新を合わせて約60人が受講した。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催延期も一時検討されたが、受講者からの要望等を受けて当初の予定通りに実施。会場では講師陣を含む来場者全員に検温や手指消毒、マスク着用の徹底を求め、さらに通常は2~3人で利用する机を一人用とするなどの感染予防策が講じられた。
(写真=新規、更新合わせて約60人が受講)

構造物鉄工科の9人が巣立つ

県内6人、県外3人の就職決まる

宮崎県立産業技術専門校

 宮崎県の県立産業技術専門校は8日、修了式を執り行い、建築鉄骨を学ぶ構造物鉄工科の9人が社会に巣立った。鉄骨の図面作成、ボルトの締め方、建方までを教える同科では、県内企業のみならず九州や関西、関東などの企業に優秀な人材を輩出している。今年の修了生の進路先は県内に6人、県外に3人となった。
(写真=構造物鉄工科9人の修了生)

22人が日ごろ磨いた腕を競い合う

「第60回溶接技術競技会」開催

東京都溶接協会

 東京都溶接協会(会長=横田文雄・横田アスコム社長)は14日、東京都江東区の産学協同センターで「第60回溶接技術競技会」を開催、アーク溶接の部8人と半自動溶接の部14人、合計22人が日ごろ磨いた腕を競い合った。
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、団体事業の中止が相次ぐ中、同協会では来賓や選手の付き添いを制限したほか、競技材展示の中止、会場の消毒など徹底的な対策を実施した上で開催した。
(写真=新型コロナウイルス感染対策の下で開催)

東京製鉄 4月契約

6カ月ぶり全品種値下げ

輸入材牽制、市況の底値形成狙う

 東京製鉄は16日、4月契約の店売り向け販売価格について全品種を値下げすると発表した。全面値下げは昨年10月契約以来6カ月ぶり。下げ幅は溝形鋼が9000円、H形鋼、厚板など6品種が7000円、ホットコイルなど8品種が5000円。国際鋼材市況の軟化を背景とした安値輸入材の流入を牽制するとともに、市況の底値形成を狙って販売価格を全面的に見直した。

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