鋼構造ジャーナル記事詳細

2020年12月14日号 NO.2009

●全国8会場で「検査技術者試験」/鉄骨技術者教育センター
●「溶接ヒューム勉強会」を開催/山形県鉄構工業組合
●S造は13都府県で増加/10月都道府県別着工統計
●清水一彦前会長が県政功績者表彰/山梨県鉄構溶接協会
●組合員ら約40人を集めて忘年会/高知県鉄骨構造協組
●吊り上げ総荷重は3613㌧/新町川橋(徳島)の最終桁架設
●新社長登場/井上工作所(大阪)・井上貴雄氏
●柱大組立溶接ロボット新設/木下工業(福井)
●地区別鉄骨景況/全国各地の動向調査
●「第5回品質管理状況調査」を実施/鉄連ボックスコラム委

全国8会場で「検査技術者試験」

製品641人人、超音波217人

鉄骨技術者教育センター

 鉄骨技術者教育センター(理事長=甲津功夫・大阪大学名誉教授)は5日、「2020年度建築鉄骨検査技術者」の学科試験を全国一斉に実施した。受験者数は建築鉄骨製品検査技術者が計6 4 1 人(前年度735人)、建築鉄骨超音波検査技術者が計217人(同325人)となった。同試験では全ての会場で新型コロナウイルス感染対応策としてマスク着用、手指消毒液の設置、非接触型体温計による検温など徹底した防止措置などの感染予防対策が採られた。
(写真=東京会場)

山形県鉄構工業組合

「溶接ヒュームにおける法改正の勉強会」を開催

 山形県鉄構工業組合(理事長=村山功・ムラヤマ社長)は11月26日に山形市のポリテクセンター山形で「溶接ヒュームにおける法改正の勉強会」を開催した。山形労働基準監督署の鈴木圭・安全衛生課課長が講師を務め、「特定化学物質障害予防規則等の改正について」講義を行った。役員、組合員、賛助会員などから41人が参加した。
(写真=役員、組合員、賛助会員などから41人が参加)

ファブと設計者で質疑交わす

九州の構造設計の状況など学ぶ

佐賀県鉄構工業会・青年部会とJSCA佐賀地区会

 佐賀県鉄構工業会の青年部会(部会長=澤野聡・澤野建設工業専務)と日本建築構造技術者協会(略称・JSCA)九州支部・佐賀地区会(幹事=金子智洋・金子建築設計事務所社長)は3日、ネット研修会を共催し、設計に関する疑問や製作上の問題点など、お互いに質疑を交わして仕事上の課題を解消した。また、山本茂己・ハイスキップ取締役も参加し、九州地域における構造設計の状況などを解説した。
(写真=熱のこもった技術的な質疑応答を展開)

南鐵建(愛知)

エヌエープラン(茨城)を子会社化

「一括請負」などの提供を視野に

 愛知県のHグレードファブ、南鐵建(工場・田原市緑が浜、大谷智德社長)はこのほど、エヌエープラン(茨城県つくば未来市)の株式100%を取得し、完全子会社化した。
 今回の子会社化について大谷社長は「エヌエープランが持つ鉄骨施工図や現寸の作成、鉄骨工事積算、設備環境をフルに活用し、発注者にとって見やすくて分かりやすい、明確に伝わる短期詳細図の作成や、積算から図面までの一括請負などを提供していくことを目的に実施したもの」と話す。
(写真=エヌエープランの社員)

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