今年は「辛抱の年」との予測
- 2021年 西日本需要動向
潮目の変化は春から梅雨ごろか
2021年の西日本における需要動向は年間を通して「辛抱の年」となるとされている。ただ、地元の大手ゼネコンや鋼材商社では「前半と後半では鉄骨市場の環境が変化し、秋以降から需要回復の兆しがみえてくるのではないか」と予測、実際にそうした展開になる可能性は高いとの見方が大勢を占めている。
その根拠として、大型・著名物件がほぼ計画通りに進んでおり、秋以降に山が高くなるスケジュールにあることや、流通倉庫関係の需要が今年も旺盛であることなどが挙げられる。
(写真=大阪地区では鉄骨の工事本格化を予感させる光景が目立つ(写真は本文とは関係ありません))