前年比14.2%減の405万㌧
- 20暦年の推定鉄骨需要量
コロナ禍で厳しい1年に
国土交通省の建築着工統計から試算した20暦年推定鉄骨需要量は前年比14・2%減の約405万㌧となった。月ベースでは12カ月連続で40万㌧を割り込み、3月を除いた全ての月で前年同月比減となった。辛うじて400万㌧台を維持したかたちだが、「コロナ禍の影響を受けて需要の『端境期』が予想以上に長引いていることが数値上でも明らか」とみる関係者は多い。
(写真=宅配サービス市場が拡大したことから『物流倉庫』が堅調に推移)