大型プロジェクトの出件計画量
- 今後5年間で約200万㌧か
潮目変化は早ければ〝今夏〟
注目されているが、今後5年間の出件計画量が総計で約200万㌧に達するものとみられ、その進展に関係者の大きな期待が集まっている。
現在、着工あるいは計画段階にある大型プロジェクトは都心を含む首都圏のほか、大阪地区などに集中。都心では八重洲、虎ノ門、新宿、品川、浜松町など、大阪では梅田、淀屋橋、中ノ島など各地区での開発計画が目立つ。潜在需要も多く、「今後5年間の大型物件の出件量は全体で約200万㌧に達するのではないか」(Sグレードファブ)とされる。このうち都内の常磐橋、虎ノ門・麻布台、品川車両基地跡地、六本木5丁目などの単一物件で10万㌧前後という超大型物件も始動、一部ですでに着手している状況にある。
(写真=動向が注目される大型プロジェクト(写真は虎ノ門・麻布台地区))