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鋼材の価格高騰と納期長期化

  • 深刻さ増す「厚板と関連製品」
    材料手配難で受注断念の事例も

 鉄骨業界では鋼材の価格高騰と納期の長期化が大きな懸念材料となっているが、ここにきて材料手配の難航による受注断念や見積額と見合わない受注単価の客先折衝などの具体的な課題も表面化、先行きに対する不安感も含め、極めて深刻なテーマになりつつある。
 中でも価格、納期とも深刻さを増しているのが厚板だ。厚板の納期は8月現在、昨年同期比で約2倍の4~5カ月に延伸、関連製品であるプレスコラムのほか、外法HやビルトHも長期化、価格も値上げにより基本的に3万円以上の上乗せとなっている。
(写真=鋼材高騰と納期長期化は極めて深刻なテーマに。(写真は本文と関係ありません))

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