鋼構造ジャーナル記事詳細

2022年2月14日号 NO.2070

●大型物件は前年比39・3%の大幅増/21暦年鉄骨需要
●鉄骨需要は32都道府県で増加/12月の都道府県別着工統計
●2年生13人が資格取得に挑戦/日本溶接構造専門学校
●2・7%減の103万1979㌧/21暦年のめっき生産
●形鋼用切断機を更新/藤井楢鉄工(奈良)
●加工ラインと品質の向上図る/和島鉄工所(鳥取)
●シリーズ「女性活躍」/事例に学ぶ⑨日伸鉄工建設(東京)
●地区別鉄骨景況/全国各地の動向調査
●9・4%増の1万8614㌧/12月の溶接材料出荷量
●「製作工場名表示」に社会的責任/看板W・ワイド版

21暦年鉄骨需要

大型物件は前年比39・3%の大幅増

使途別では「事務所」が同31・1%増

 21暦年需要にはいくつかの際立った特徴がみられ、中でも前年比で大型物件(1万平方㍍以上)が39・3%増と大幅な伸びを示す一方で、中規模物件(9999~3000平方㍍)が7・7%増、小規模物件(3000平方㍍未満)が3・0%増にとどまり、物件の大型化がより顕著となった。比率では大型物件が34・9%と10年前の12年の19・7%から漸増、比率の高かった小規模物件は12年63・8%から21年で50・0%と減少し、中小規模物件の回復の遅れが続いている。

3県合同研修会を開催

「SDGs」の重要性学ぶ

全青会・北陸ブロック協議会

 全国鐵構工業協会 青年部会(略称・全青会)の北陸ブロック協議会(ブロック会長=川合徳和・三鐵工業専務)は5日、オンラインで「SDGs」をテーマに北陸3県合同研修会を開催、約30人が参加した。
 SDGs支援機構代表理事の河上伸之輔氏が講師となり、「中小企業のためのSDGs実践講座」と題して講演した。
(写真=オンライン研修会に約30人が参加)

2年生13人が資格取得に挑戦

鉄骨外観検査技術者を受験

日本溶接構造専門学校

 日本溶接構造専門学校(略称・日構専、神奈川県川崎市)の2年生の学生13人が3日、同校内で「建築鉄骨外観検査技術者」資格試験に挑戦した。
 同試験は通常、鉄骨外観検査教育委員会が実施する『建築鉄骨外観検査技術講習会』の最後に終了考査として行われるもので、合格者にはAWA認証機構・外観検査教育委員会認定の資格証明書が発行される。
(写真=食い違い・ずれ検査の実技指導も)

和島鉄工所(鳥取)

加工ライン効率化と品質向上を図る

軽量部材加工の内製化推進へ

 鳥取県のMグレードファブ、和島鉄工所(倭島昭博社長)はこの1年間で各種設備投資を実施、開先加工機や溶接ロボットシステム、ビームワーカーを導入し、加工ラインの効率化と製品品質の向上を図った。
(写真=柱大組立溶接ロボットシステム)

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