14年度発注量は横ばいの26万トン
- 高速道路の大規模更新が始動
橋建協は鋼橋の良さを積極的にPR
13年度は26万3000トンと前年度比で若干の増加となった鋼道路橋。14年度は、第1四半期では13年度補正予算や公共事業の早期発注により同31.3%増の4万2000トンで推移したが、第2四半期では発注減少や下部工の工程遅れなどから同40.2%減の4万9000トン、第3四半期では堅調に回復していることから横ばいの26万トンと予測する。15年度は震災復興関連が発注されるが、目立つ大型プロジェクトがないため、横ばいの26万トン前後と見込む。
(写真=国道298号上を大型多軸台車で夜間一括架設した「東京外環 高谷ジャンクションAランプ橋」(写真提供=横河ブリッジ))

2015年1月5日号 NO.1699
●鋼製橋梁業界の展望/14年度需要量は全体で27万トン
●鉄塔業界/14年度需要は4万トン強、今後も4万トン台
●H形鋼は横ばいの8万円/物調の12月資材価格調査
●鉄連/「建築構造用鋼材と利用技術セミナー」開催
●15年課題と方針を聞く/松井 敏夫、橋本 伸一郎、田中 雄、嶋 徹、松崎 博彦、田中 淳夫、松村 康人、逸見 俊一、石原 慶明、松崎 博彦、犬伏 昭、大迫 敏也、廣渡 眞、箕村 理、天雲 博樹、阪上 正章
●鉄構ファブ・身近な「地域貢献」の具体例
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2015年1月号 VOL.28 NO.320
・[特集]再開発プロジェクトの展望
・[Photo]東京の街並み【浅草編】
・[論文]建築鉄骨構造技術支援協会(SASST) 2014年度 パネルディスカッション
・[論文]東京大学法学部3号館校舎耐震改修
・[News]建築基本法制定準備会 「建築基本法シンポジウム」開催
・[News]JSCA 「超軽量構造コンテスト公開本選会」を開催
・[人HUMAN]小林 裕明さん
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閃 光
青白くも鮮明な閃光を放ちながら、
巨大ビルが建ち上がっていく 光は
時代変化を求めて、まるで生き物の
ように「創造」のなかで輝きを増す
未来に託す夢に新たな都市創造が溶
け込み、誰の胸にも躍動を呼び込む
そこに「伝統と匠の技」「熱き情熱
と使命」が存在する所以でもある
巨大クレーンが静かに界下を見下ろ
し それを見上げる人々の思いが交
差する 営みがある限り閃光はいか
なる時代にあってもやむことはない

2015年1月1日号 NO.1698
●15年鉄骨需要展望/都心で大型高層案件ラッシュ
●新春インタビュー/鉄骨建設業協会・川田忠裕会長
●新春インタビュー/全国鐵構工業協会・米森昭夫会長
●15年新春インタビュー 木下 一也、山下 隆也、大熊 久理子、西山 功、田中 剛、藤井 久司、有田 陽一、長谷川 睦、一戸 康生、宮田 隆司、金箱 温春、藤野 陽三、廣瀬 壮一、木村 寛、浅田 泰男、千代 一郎、小南 忠義、河本 龍一、國谷 七三夫、金本 茂
●《未年》年男登場
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JIS規格改定などを報告
- 建築用アンカーボルトメーカー協議会
対外的な周知活動推進を確認
建築用アンカーボルトメーカー協議会(会長=天雲博樹・天雲産業社長)は11日、東京都港区の品川プリンスホテルで第56回全体協議会を開いた。全体協議会では、日本鋼構造協会のJSS規格工場認定制度廃止(来年3月末)に伴うJIS規格への切り替えやJIS規格改定の現状などを報告。認証製品の普及促進の意味合いからも、設計、ファブなど関係各社にJIS規格改定の説明会、新パンフレット、HP掲載など今後、その周知を目指す方針を確認した。
(写真=JIS規格への切り替えやJIS規格改定の現状などを報告し、周知を目指す方針を確認)

2014年12月22日号 NO.1697
●三重県鉄構工協組/JSCA三重部会と意見交換会
●建築学会・近畿支部/実大鋼構造物の耐震性能を検証
●新社長登場/阿野建設(兵庫県)・阿野真由美氏
●2014年・鉄構業界重大ニュース
●JSCA東京/「耐震診断・補強設計」研修会を開催
●吉田鋼業(大阪)/泉大津の一次加工ライン増設
●宮地エンジニアリンググループ/青田重利社長に聞く
●関東版
●近畿版
●長菱エンジニアリング/「石松」販売1000台突破
●全構協・九州支部会/全構協三役と意見交換会開催
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互いにメリットでる情報交換を
- 北陸と関東が合同支部会開催
区割りや業種確立で同歩調も
全国鐵構工業協会の北陸支部会(支部長=木下好正・木下工業会長)と同関東支部会(支部長=岸部直喜・岸本建設工業社長)は4日、金沢市の金沢茶屋で合同支部会を開催し、所属地域の現況や組合活動などについて情報を交換した。そのなかで、関東地区の突出した単価状況や市況感が明確になった。
(写真=集合写真(前列左から3人目が木下支部長、同4人目が岸部支部長))

2014年12月15日号 NO.1696
●東北鉄構連・役員会/村山会長が需給バランスで発言
●S造は24県で増加/10月の都道府県別着工統計
●鉄骨110番・園部隆夫氏/塗装膜厚の検査要領
●鋼構造協会/溶接継手の内質検査ガイドライン講習
●愛知県建築士事務所協会/エンドタブ監理講習会
●綿半テクノス(長野)/新橋梁工場が本格稼働体制に
●台湾の鉄骨事情/邱栄政氏(TIS)に聞く
●四国版
●九州版
●カワモト(長野)/飯山工場隣接地に新工場建設
●岐阜県鐵構組合・技術委/「ハイドロカット」実演
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需要環境「端境期」迎える
- 加工費は適正水準に近づく
採算・効率悪化要因も山積
国土交通省の着工統計をもとにした今年度上半期の鉄骨需要は約254万トン(前年度同期比8.8%減)で、このまま推移すれば、最終的に年度需要は500万トン程度にとどまる見通し。回復のペースにやや鈍化傾向がみられるが、今後の事業計画量のほか、各社の山積み量、見積もり件数などから現状を「端境期」ととらえる関係者は多い。全国的に高稼働率で推移しているため、むしろ業界の供給能力の観点から、需要が今以上に盛り上がる来年後半の展開を懸念する声も少なくない。