2023年8月14日号 NO.2148
●200万㌧割れの約195万㌧/23暦年上期鉄骨需要量
●鉄骨需要は18都府県で増加/6月の都道府県別着工統計
●23年度建設投資は71兆7700億円/建設経済研究所
●年間生産高125・2万㌧/全構協・関東支部運営委調査
●人と話題/日本橋梁建設協会会長・川畑篤敬氏
●特別企画/今夏の熱中症対策②
●特集/日本溶接構造専門学校
●鉄骨技術フォーラム⑯/大梁へのSM490A材の使用
●『共同中継拠点整備案』が浮上/物流の2024年問題対策
●役員研修を甲信越地区で開催/静岡県鐵構工協組・役員会
●鉄骨需要は18都府県で増加/6月の都道府県別着工統計
●23年度建設投資は71兆7700億円/建設経済研究所
●年間生産高125・2万㌧/全構協・関東支部運営委調査
●人と話題/日本橋梁建設協会会長・川畑篤敬氏
●特別企画/今夏の熱中症対策②
●特集/日本溶接構造専門学校
●鉄骨技術フォーラム⑯/大梁へのSM490A材の使用
●『共同中継拠点整備案』が浮上/物流の2024年問題対策
●役員研修を甲信越地区で開催/静岡県鐵構工協組・役員会
23暦年上期推定鉄骨需要量
200万㌧割れの約195万㌧
前年同期比13・8%減の落ち込み
国土交通省の建築着工統計による23暦年上期(1~6月)の推定鉄骨需要量は約194万8000㌧と200万㌧を割り込んだ。暦年上期の200万㌧割れは1967年の155万9000㌧以来、56年ぶりの記録的な落ち込みとなる。このままのペースで推移すれば最終的に暦年で約400万㌧の水準となることが予想される。建物の規模別では全規模で減少したが、傾向として特に大型物件の減少が目立つ。
全構協・関東支部運営委
22年度の『実質年間生産高調査』結果
3年ぶり増の125万2000㌧に
全国鐵構工業協会・関東支部の運営委員会は2日に開催した会合で、支部会員を対象に行った22年度『実質年間生産高調査』の結果を公表した。それによると、関東支部1都9県の22年度推定鉄骨生産高は前年比約9・4%増の約125万2000㌧となり、19年度以来3年ぶりに前年実績を上回った。
この調査は、支部内の鉄骨需給状況の把握を目的として同委員会が16年度(15年度実績分)から毎年行っているもの。
この調査は、支部内の鉄骨需給状況の把握を目的として同委員会が16年度(15年度実績分)から毎年行っているもの。
役員研修を甲信越地区で開催
会員増強で親会と青年部連携へ
静岡県鐵構工協組・役員会
静岡県鐵構工業協同組合(理事長=柏原正明・柏原鐵工所社長)は7月26日、静岡市葵区のペガサート会議室で定例役員会を開催し、各委員会(運営、技術)の提案事項や青年部会からの報告・依頼、今後の事業活動を中心に協議、各支部の状況報告も行った。
各支部の状況報告では、受注残は平均3カ月〜半年または1年以上。工事は大型物件が中心。見積もり件数が少ないとする企業が5割以上を占める支部もあることが分かった。加工単価はほぼ横ばいだが、電力や運搬費が高騰しており、「引き続き適正加工賃の確保に努める必要がある」との見解で一致した。
(写真=各支部が状況報告)
各支部の状況報告では、受注残は平均3カ月〜半年または1年以上。工事は大型物件が中心。見積もり件数が少ないとする企業が5割以上を占める支部もあることが分かった。加工単価はほぼ横ばいだが、電力や運搬費が高騰しており、「引き続き適正加工賃の確保に努める必要がある」との見解で一致した。
(写真=各支部が状況報告)
北海道FAB青年部会
SDGs宣言の進ちょくなど討議
7月例会を釧路市で開催
北海道FAB青年部会(会長=北川亮・北川組鉄工所専務)は7月26日、釧路市の釧路センチュリーキャッスルホテルで約20人の会員を集めて例会を開催。
北川会長は「SDGs宣言の進ちょくのほか、このたび全国鐵構工業協会 青年部会の23年度のテーマとして採択された〝これからのファブの在り方〞の中で最も重要な人材の確保についても話し合っていただきたい」と述べた後、SDGsの一環として行っているノズルチップ収集事業による車椅子寄贈活動の継続と協力を呼び掛けた。
(写真=北川会長)
北川会長は「SDGs宣言の進ちょくのほか、このたび全国鐵構工業協会 青年部会の23年度のテーマとして採択された〝これからのファブの在り方〞の中で最も重要な人材の確保についても話し合っていただきたい」と述べた後、SDGsの一環として行っているノズルチップ収集事業による車椅子寄贈活動の継続と協力を呼び掛けた。
(写真=北川会長)