鋼構造ジャーナル記事詳細

2024年4月29日号 NO.2185

2024年4月29日号 NO.2185

●「鉄骨製作図面問題の是正と解消」で国交省等に要望/全構協
●令和6年度4月期役員会を開催/東北鉄構工業連合会
●H形鋼は横ばいの12万円/物調4月資材価格調査
●三村明夫氏が旭日大綬章/経産省令和6年春の叙勲
●12月から「品質管理責任者講習」を実施/技術者教育センター
●第33回全国大会(東京大会)を開催/全青会
●鉄骨技術フォーラム23⑧/ロール対応が難しい場合
●クローズアップ/『高輪ゲートウェイシティ』を追う③
●豊鋼材工業を見学/全国BH西・次世代の会と技術委
●「人材育成講習会」をスタート/山梨県鉄構溶接協会

全国鐵構工業協会

「鉄骨製作図面問題の是正と解消」

国土交通省や中小企業庁などに要望

 全国鐵構工業協会(会長=永井毅・永井製作所社長)は22日、国土交通省、中小企業庁など行政や関係団体を訪問し、「鉄骨製作図問題の是正・解消に向けた要望活動」を行った。鉄骨製作図問題に的を絞った要望活動は今回が初めてとなる。
 今回の要望活動には、全国の鉄構組合からも賛同を得ていることから、これを機に今後、協会として問題の是正に向けて全国展開を図りたい意向だ。
(写真=国土交通省へ要望)
国土交通省へ要望

令和6年度4月期役員会を開催

通常常総会の内容について審議

東北鉄構工業連合会

 東北鉄構工業連合会(会長=村山功・ムラヤマ社長)は16日、岩手県盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡本館で令和6年度4月期役員会を開き、役員15人、オブザーバー2人、事務局2人の計19人が出席した。役員会では6月5日に仙台市宮城野区の仙台ガーデンパレスで開催予定の令和6年度通常総会の内容などについて審議した。
(写真=4月期役員会のもよう)
4月期役員会のもよう

総会に向け関連項目を審議

ワーキンググループ設置へ

鉄骨現場溶接協会

 鉄骨現場溶接協会(会長=原博之・原産業会長)は16日、都内で今年度第1回理事会を開き、総会議案やAW検定協会との意見交換などについて審議した。
 議事では6月に開催する総会の関連項目を審議。総会の案内状の送付や回答を確認し、決算と予算案を承認した。また、次回の総会では会員の費用負担を軽減する方向で継続審議するとした。
(写真=総会の関連項目を審議)
総会の関連項目を審議

鉄骨技術者教育センター

12月から「鉄骨製作工場

品質管理責任者講習」を実施

 鉄骨技術者教育センター(理事長=河野昭彦氏・九州大学名誉教授)は3月27日に開いた理事会で、鉄骨製作工場の品質管理責任者を対象にした「鉄骨製作工場 品質管理責任者講習」を今年12月から実施することを決定した。
 鉄骨製作工場の性能評価では、品質管理体制の要として品質管理責任者の配置を求め、その要件として経験年数を要求しているが、近年、品質管理責任者としての職務遂行に必要な鉄骨製作や品質管理の基礎知識を十分に持たないまま品質管理責任者となる事例が増える傾向にあり、新たな課題となっていた。

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