
2025年4月21日号 NO.2236
●相次ぐ再開発事業の中止/「建設コストの急騰」深刻化
●24年度建設投資は73兆9500億円/建設経済研究所
●「インフラ点検技術講習会」を開催/日本非破壊検査工業会
●新社長登場/榊原建工(愛知)・榊原清太氏
●新社長登場/媚山鉄工(北海道)・媚山将平氏
●Hグレード工場ルポ/佐久間工業(福島)
●大阪・関西万博が開幕/個性豊かな展示物
●鉄骨技術フォーラム24⑩/胴縁材の2Cについて
●事業計画を中心に審議/山梨県鉄構溶接協会が理事会
●総会議案書案を審議/栃木県鉄構工業会
●24年度建設投資は73兆9500億円/建設経済研究所
●「インフラ点検技術講習会」を開催/日本非破壊検査工業会
●新社長登場/榊原建工(愛知)・榊原清太氏
●新社長登場/媚山鉄工(北海道)・媚山将平氏
●Hグレード工場ルポ/佐久間工業(福島)
●大阪・関西万博が開幕/個性豊かな展示物
●鉄骨技術フォーラム24⑩/胴縁材の2Cについて
●事業計画を中心に審議/山梨県鉄構溶接協会が理事会
●総会議案書案を審議/栃木県鉄構工業会
深刻化する「建設コストの急騰」
相次ぐ再開発事業の中止、見直し
施主や社会全体への理解浸透が焦点に
建設・建築業界では再開発事業など工事の中止や工期の大幅な遅れが深刻な問題となっている。特に予算の確定から工事実施までの時間的な開きが大きい公共工事や大型再開発では、ここ数年で急騰した建設コストが許容できる水準になく、より深刻さが増しているのが現状だ。今年初めに明らかとなった東京都中野区の「中野サンプラザ」再開発の白紙撤回はその典型的な例だが、需要に期待していた鉄骨業界にも多大な衝撃を与えた。背景にある建設コストの急騰と人材不足などの問題は当然、その他の工事にも大きなダメージを与え、鉄骨分野では需要の低迷が続いている。
「インフラ点検技術講習会」を開催
3巡目点検の現状と課題などを学ぶ
日本非破壊検査工業会
日本非破壊検査工業会(理事長=長岡康之・アミック社長)は14日、東京都品川区のきゅりあんで「第3回インフラ点検技術講演会」を開催した。会場には100人を超える会員が参集し、講義を聴講した。
同講演会では、道路、トンネル、橋梁、道路附属物等についての新技術や効率化に関する取り組みのほか、国土交通省道路局による法令定期点検3巡目の要領改訂と道路構造物技術基準などについての講義が行われた。
(写真=会場のようす)
同講演会では、道路、トンネル、橋梁、道路附属物等についての新技術や効率化に関する取り組みのほか、国土交通省道路局による法令定期点検3巡目の要領改訂と道路構造物技術基準などについての講義が行われた。
(写真=会場のようす)

大阪・関西万博が開幕
個性豊かな展示物など 構造物を支える鉄骨
大阪・関西万博の会場を巡る
大阪・関西万博が13日に開幕した。
とりわけ注目を集めるのが、今回の万博のシンボルであり、世界最大の木造建築物としてギネスに認定された「大屋根リング」だ。周囲約2㌔、高さ25㍍の構造物の迫力に圧倒されるが、使用されたボルトや鋼板などの手配に鉄鋼商社が関わったほか、階段やエスカレーターなど鋼構造が採用されている。
(写真=大屋根リング)
とりわけ注目を集めるのが、今回の万博のシンボルであり、世界最大の木造建築物としてギネスに認定された「大屋根リング」だ。周囲約2㌔、高さ25㍍の構造物の迫力に圧倒されるが、使用されたボルトや鋼板などの手配に鉄鋼商社が関わったほか、階段やエスカレーターなど鋼構造が採用されている。
(写真=大屋根リング)

「若年人材育成事業」開講式
3社9人の若手社員が参加
山梨県鉄構溶接協会
山梨県鉄構溶接協会(会長=板橋明好・昭和鉄工社長)は8日、甲府市の山梨県鉄構会館で「若年人材育成事業」の合同開講式を開催した。今年度もカリキュラムに基づいて、会員3社から参加した若手社員9人が2カ月間、社会人としてのマナーや専門技能を組合員の協力の下で学んでいく。
開講にあたり、板橋会長は「今年は大阪・関西万博が開催される。情熱をもって進んでいけばエッフェル塔のように世代を超えて人々を魅了する鋼構造物にも携わることができると信じて精進していただきたい」と主催者あいさつを述べた。
(写真=会員3社から若手社員9人が出席した合同開講式)
開講にあたり、板橋会長は「今年は大阪・関西万博が開催される。情熱をもって進んでいけばエッフェル塔のように世代を超えて人々を魅了する鋼構造物にも携わることができると信じて精進していただきたい」と主催者あいさつを述べた。
(写真=会員3社から若手社員9人が出席した合同開講式)
