鋼構造ジャーナル記事詳細

2010年10月4日号 NO.1477

●欠陥建築被害の実例と問題/東構塾で吉岡弁護士講演
●人と話題/横河工事社長に就任・上原修氏
●連載(3)/中国・唐山海港経済開発区の現状
●新社長/小田鉄工(兵庫県)・小田岳人氏
●連載/シャーリング業界の『今』・高砂金属工業
●プロ歌手デビュー/斎藤孝敏・テッケンサイトウ社長
●北関東版
●甲信越版
●富士見鉄工(長野)/スプライスの簡単取り付け
●大東精機/形鋼を高能率加工・「DB3C5030」
●岐阜県鉄構組合/大津鉄工(愛知)で講習会を開催

茨城県鉄構技術センターで講習会

行政建築担当者ら50名が参集

鉄骨外観検査のポイントを学ぶ

 茨城県鉄構工業協同組合(理事長=奥津典一・オーバル・テック会長)は9月28日、龍ヶ崎市の鉄構技術センターで県と県内の特定行政庁の建築担当者ら約50名を集め「鉄骨外観検査講習会」を開いた。
(写真=仕口モデルを使った外観検査)

欠陥建築被害の実例と問題点

吉岡和弘弁護士招き特別講演

東京鉄構工業協組の「東構塾」

 東京鉄構工業協同組合の若手経営者・技術者育成プロジェクト「東構塾」(宇留野清塾長)の第3期第3回となる講義が9月25日、東京都中央区の組合会議室で、欠陥住宅被害者の救済で活躍する吉岡和弘弁護士(吉岡和弘法律事務所)を特別講師に招いて開催された。吉岡弁護士は「07年6月の改正建築基準法の施行以降も、欠陥建築物が、しかも大手ゼネコンの施工物件からも発覚している」と具体的な事例をあげながら、欠陥建築物被害の実情と問題点について述べた。
(写真=溶接欠陥が原因となった裁判事例などを学ぶ)

プロ歌手デビューした斎藤氏

テッケンサイトウ社長(兵庫)

記念パーティーに150名出席

 長引く景気低迷と打開策のみえない閉塞感に覆われたなか、鉄骨業界だけでなく、日本人の多くが自信と希望を失いつつあるなか、少年時代の夢に向かって再び歩み出したファブ経営者がいる。兵庫県のMグレードファブ、テッケンサイトウ(相生市若狭野)の斎藤孝敏社長は9月23日、プロ歌手デビュー1周年記念パーティーを、揖保郡太子町山田のサンシャイン青山ガーデンプラザで盛大に挙行した。
(写真=本格的演歌を熱唱)

大東精機がドリルバンドソー

複合機「DB3C5030」

あらゆる形鋼を高能率加工

 大東精機(本社・兵庫県尼崎市東初島町℡06-6489-1202)はこのほど、あらゆる形鋼を高能率で加工できるドリルと帯鋸刃を複合したドリルバンドソー「DB3C5030」を開発した。

大津鉄工(愛知)で講習会を開催

岐阜県鉄構組合 アンカーやブレースを学ぶ

 岐阜県鉄構工業協同組合(理事長=岩井章・三星工業社長)の経営近代化委員会は9月21日、アンカーボルトやターンバックルブレース、胴ブチ用T型ピース、建築用資材メーカーである大津鉄工(愛知県弥富市五斗山、大津尚彦社長)の本社工場で、アンカーボルトおよびブレースに関する講習会と工場見学を行った。組合員約30名が参加。
(写真=ABTやTBの概要を熱心に聴講)

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