鋼構造ジャーナル記事詳細

2011年3月14日号 NO.1500

●本紙調査・建築鉄骨系の推移/超大型物件は伸び堅調
●橋建協/「橋のアイディア募集」コンテスト受賞者
●新社長/武末鉄工所(福岡県)・武末幸久氏
●大津鉄工(愛知)/「PVパネルフレーム」発売
●寄稿(下)/中国の鉄骨施工図と日本の違い・越前孝司
●特集・非破壊検査/法制化への模索
●北関東版
●中国版
●新鉄構企業訪問/北村鉄工(株)(埼玉県)
●神栄鉄鋼(兵庫)/中国人研修生6名受け入れ
●東構塾/計良氏が鉄骨ファブ業界の将来展望を語る

上町断層想定の設計法公表へ

構造実務者有志で1年半の研究

甚大な被害想定の発表で立ち上げ

 東海、南海、東南海地震など大陸プレート型地震に加え、各地で内陸直下型地震の発生確率が危惧されているのと並行して、地震の被害想定も具体的な数字が発表されている。この事態に備えるべく、民間で初めての独自の設計法が近く公表されようとしている。
(写真左=独自の設計法を語る近藤会長、写真右=35ヵ所の発生地で想定した上町断層地震の震度2例(資料:大阪府提供))

本紙調査『新築工事12年の推移』

建築鉄骨系階数別と構造別

超大型物件は堅調な伸び示す

 本紙では新築工事における建築鉄骨(S造、SRC造、増改築を含まない)の過去12年間の実績推移を階数別と構造別について独自調査し、これをまとめた。いずれも延床面積ベース。全体的に落ち込みをみせる厳しい需要環境のなか、21階以上の超大型物件は堅調な伸びを展開、また、構造別では近年、木造がほぼ首位をキープし続けており、特にリーマン・ショック後は鉄骨造、RC造と大きな開きが生じていることが判明した。

「橋のアイディア募集」コンテスト

優秀賞4点、努力賞3点など決定

日本橋梁建設協会

 日本橋梁建設協会(会長=須賀安生・駒井ハルテック社長)は、大学・高専および高校に在籍する学生を対象とした第1回「橋のアイディア募集」コンテストの受賞者を決定した。応募総数20名・25作品の中から橋のアイディア募集ワーキング8名による厳正な選考の結果、優秀賞4点、アイディア賞1点、努力賞3点を選出した。

「PVパネルフレーム」発売

大津鉄工(愛知)

PVシステム施工展でPR

 アンカーボルトをはじめ土木建設用ボルトや金属製品の製造・販売・施工を手がける大津鉄工(本社・名古屋市、大津尚彦社長)は3月2~4の3日間、東京ビッグサイトで開かれた「第2回 太陽光発電システム施工展」に出展、4月1日から発売する「PVパネルフレーム」をPRした。
(写真=展示会に出展しPR)

長岡市で出張理事会を開催

各支部で「不況突破大会」を報告

新潟県鉄骨工業組合

 新潟県鉄骨工業組合(理事長=並川栄三・藤木鉄工社長)は4日、新潟県長岡市のホテルニューオータニ長岡で、平成22年度第6回理事会を開催した。同理事会は年1回、県内4支部で開催する出張理事会であり、長岡支部で開催したことで、今年度はすべての出張理事会が終了した。
(写真=工場見学や勉強会の計画を説明)

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