鋼構造ジャーナル記事詳細

2012年1月23日号 NO.1545

●全構協賀詞交歓会/「経営安定など3本柱を推進」
●丸杉会が賀詞交歓会と講演会/取引先600名が参集
●西日本の鉄骨需要観測/着工面積外の需要が牽引
●【検証】鉄骨と鋼材価格/10年で材料費率7割に
●新春インタビュー/12年課題と方針を聞く/粕谷 強、木村 寛、正井 耕一郎、清原 裕次、藤田 雄二、伊藤 勝信、杉本 真一、多田 益男、渡部 康二、廣谷 良則、古里 龍平、菅原 昭、波田 邦宏、市野 登、熊谷 和彦、近藤 健司、三戸 純一、大津 尚彦

溶接H形鋼認定基準「AAA」

日本鉄骨評価センター

カワモト飯山工場で初審査

 日本鉄骨評価センター(小南忠義社長)は12日、長野県飯山市のカワモト飯山工場で、溶接H形鋼製作工場認定基準「AAA」の工場審査を実施した。同認定基準「AAA」は、従来の溶接H形鋼製作認定区分「A」「AA」に加える形で今年度から運用開始しているもので、適用鋼材のみならず資格体制など品質管理面において国土交通大臣認定工場Hグレードに相当、しかもサブマージアーク溶接の確認試験実施を必須条件とするなど厳格な基準内容となっている。ビルトH専業メーカーで組織する全国ビルトH工業会メンバー7工場が申請しており、今回のカワモト飯山工場の工場審査が初審査となる。
(写真=書類審査)

350名集い、賀詞交歓会

全国鉄構工業協会

経営安定など3本柱を推進

 全国鉄構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は19日、東京都中央区の鉄鋼会館で、会員、賛助会員、来賓関係者約350名を集め、平成24年新年賀詞交歓会を開催した。米森会長は『経営の安定、技術の向上、後継経営者の育成』の3本柱の推進を強調、「一致団結してこの難局に立ち向かおう」と、協会活動への理解と協力とともにこれまで以上の結束を呼びかけた。
(写真=会場風景)

丸杉会が賀詞交歓と講演を聞く会

取引先関係者600名が参集

「再構築・立ち位置を考えよう」をスローガンに

 中部東海地区の有力鋼材特約店の丸杉(杉山忠国社長)グループ6社と同社の取引先で組織する丸杉会は14日、岐阜市長良福光の岐阜都ホテルで新年賀詞交歓と講演を聞く会を開催した。
 会場には、主力取引メーカーであるJFEスチールとグループ会社、電炉メーカー、建材メーカー、主要商社、同社が拠点を置く中部・北陸・滋賀・信越・関東など各地区の鉄骨ファブや鋼材特約店、鉄骨部材加工業者、運送業者ほか取引先関係者ら約600名と同グループ社員らが一堂に参集し、新年の門出を祝った。
(写真=グループ会社や取引先関係者らが参集)

西日本地区の鉄骨需要観測

着工面積対象外需要が牽引役に

 近畿地区、中部地区以西の建築鉄骨需要は、昨年同様に微回復基調にとどまりそうだが、体感需要は一時的な現象かは別として、4年前のリーマン・ショック以前の需要水準が期待される動きがみられそうだ。

鋼材品質証明ガイドライン

2月から各県単位で講習会

全構協・関東支部が講師養成講習会

 全国鉄構工業協会の関東支部(支部長=並川栄三・藤木鉄工社長)は17日、東京都中央区のマツダホールで、1都9県の各鉄構組合代表、技術委員会メンバー、事務局ら約45名を集めて、建築構造用鋼材の品質証明ガイドライン・講師養成講習会を開催した。
(写真=1都9県から45名が参加)

▽サービスについてのお問い合わせ・お申し込みは、お電話またはフォームよりお願い致します▽

株式会社
鋼構造出版
ホームページからのお問い合わせはこちら