鋼構造ジャーナル記事詳細

2013年7月22日号 NO.1623

●アイ・テック安全協力会/大会・功労者表彰
●国土交通大臣表彰/全構協・並川栄三理事が受賞
●15歳溶接訓練生11名/きよし鉄建工業(大阪)見学
●エンドタブ協が愛知で講習会/岩野、纐纈氏が最優秀
●大手ファブトップに聞く①/川田工業・川田忠裕社長
●新社長/武田鉄工所(宮城県)・武田信哉氏
●新社長/ゼットアールシー・ジャパン・遠藤茂春氏
●関東版
●中部版
●JFEシビル/神奈川県江の島の立体駐車場を受注
●新潟県鉄骨組合・新潟支部/女性部会が企業訪問

鉄建協/全構協が今期陳情を開始

設計、ゼネコン、ミルなど対象に

受注環境の改善目指し

 鉄骨建設業協会(会長=川田忠裕・川田工業社長)と全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)の鉄骨ファブ2団体は7月中旬から大手設計事務所やゼネコン、ミルメーカーなどを対象とした陳情活動をスタートさせた。国内景気が回復局面にあるといわれるなかで依然、厳しい経営環境が続くファブ業界の窮状を関係先に訴えるとともに、適正価格での発注や適正な工事予算の確保、鋼材供給の安定化などを要望していく。
(写真=17日にJFEスチールを訪問)

大会・功労者表彰で無事故誓う

アイ・テック安全協力会

ファブや鳶など100名参集

 アイ・テック安全協力会(会長=鈴木正一郎・鈴木鉄興社長)は12日、東京都中央区のロイヤルパークホテル水天宮で第7回安全大会・安全功労者表彰式を開催した。当日はファブ、現場溶接、鳶・鍛冶など協力会メンバーなど約100名が参集、会長表彰や社長賞などで安全功労者を表彰したほか、今年度の協力会安全スローガン『慣れた作業に隠れた危険 リスクアセスメントでゼロ災職場』を盛り込んだ安全宣言を読み上げ、現場の労働災害の防止と安全の徹底を誓った。
(写真=安全大会会場)

国土交通大臣表彰

建設事業関係功労者・団体

全構協・並川栄三理事(新潟)が受賞

 国土交通省は10日、東京都千代田区の同省共用大会議室で平成25年建設事業関係功労者および優良団体の国土交通大臣表彰式を挙行した。今回の建設事業関係功労者の受賞者は213名・3団体で、会場には受賞者ら約200名が参集した。
 鉄構関連業界では、住宅・建築事業関係で並川栄三・全国鐵構工業協会理事(新潟県鉄骨工業組合理事長、藤木鉄工社長)が多年建築材料業に精励するとともに関係団体の役員として地方業界の発展に寄与したことにより、受賞した。
(写真=大臣表彰を受けた並川氏)

15歳溶接訓練生に業界PR

東大阪職業技術専門校11名

きよし鉄建工業(大阪)見学

 大阪府立東大阪高等職業技術専門校(東大阪市)の溶接技術科から生徒9名(全員15歳)と教員1名、就職担当者1名の計11名が10日、大阪府のMグレードファブ、きよし鉄建工業(東大阪市御厨3―9―25、西植公哉社長)の工場を見学した。これを機に、同社が所属する大阪府鉄構建設業協同組合・大阪市内支部会の支部長であり全国R・Jグレード部会連絡会会長の松枝建次・松枝興業社長が同社へ赴き、鉄骨ファブ業界について説明するとともに、若年技術者・技能者が不足している業界への就職を強く求めた。学校がファブ工場を見学することはよくあるが、その機会を活用し、業界のPRや若年者の雇用について訴えかけたのは非常に珍しい。
(写真=玉野工場外観)

女性部会が組合員企業を訪問

同業者の立地や社内環境などを見学

新潟県鉄骨工業組合・新潟支部

 新潟県鉄骨工業組合新潟支部(支部長=渡邊孝夫・渡辺鉄工専務)の女性部会(部長=冨岡フジ子・富岡鉄工所専務)は6月11日と7月9日の2回に分けて、女性部会に加入している21社の企業訪問を実施した。初回は会員6名が参加して支部北部の14社を、2回目は会員6名が同南部の7社を訪問した。
(写真=第1回での渡辺鉄工訪問)

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