鋼構造ジャーナル記事詳細

2013年8月12日号 NO.1626

●東日本大震災の復興需要/三陸道で橋梁工事など出件
●S造33県で増加/国交省6月の都道府県別着工統計
●建専連/「請負代金の適正支払い」など4項目要望
●ベトナムで3回目のJIS検定/新規、更新18名受験
●大手ファブトップ④/東京鐵骨橋梁・岡崎雅好社長
●全鉄評・12年度後期適合工場/合計154工場
●JFEシビル/「ひょうご西宮アリーナ」が竣工
●四国版
●九州版
●全国ビルトH工業会西日本/10月に北陸興業で研修会
●三重県鉄構工協組/鉄骨価格動向を分析・確認

第1回「鉄骨技術審議会」開催

全国鐵構工業協会

委員は大学関係者12名で構成

 全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は2日、東京都港区の品川プリンスホテル会議室で第1回となる「鉄骨技術審議会」を開催した。
(写真=第1回鉄骨技術審議会を開催)

東日本大震災の復興需要

三陸道で橋梁・トンネルが出件へ

Hグレードは仙台オフィスビル需要次第

 復興庁は先月31日、2012年度復興予算の執行状況を発表し、総額9兆7402億円のうち年度内に執行されなかったのは全体の35.2%に当たる3兆4270億円に上るとした。地元住民の合意形成の遅れや建設業における人手・資材不足による事業停滞を理由に挙げた。復興需要の現状とファブの動向について阪和興業東北支店の木水勲支店長と小林広一・営業第二課課長に取材した。
(写真=タワークレーンもまだ少ない仙台市内)

「請負代金の適正支払い」など4項目を要望

建専連 国交省との定例意見交換会開催

 建設産業専門団体連合会(会長=才賀清二郎・才賀組会長、略称・建専連)は7月30日、東京・霞ヶ関の東海大学校友会館で、国土交通省との定例意見交換会を開催し、国土交通省の佐々木基・土地・建設産業局長など行政関係者15名と建専連関係者約60名が意見交換を行った。
(写真=あいさつする才賀会長(中央))

全国ビルトH工業会・西日本支部

10月に北陸興業で研修会

「加工量は増加傾向に」

 全国ビルトH工業会・西日本支部(支部長=佐藤忠男・垣見鉄工取締役)は7月30日、大阪市内の御堂会館で定例会を開催し、秋の研修会や下期の事業活動を中心に協議した。
 最初に、恒例の秋の研修会は会員である北陸興業(富山県滑川市、池田英紀社長)で10月18日に実施することが決まった。当日は同社の工場見学のほか、溶接関連の講座と定例会も開催する。
(写真=各委員会が活動計画を報告)

鉄骨価格動向を分析・確認

「受注価格是正の絶好期」

三重県鉄構工協組

 三重県鉄構工業協同組合(理事長=玉木信介・中央鉄骨社長)は7月29日、津市の鉄構組合会館で理事会を開いて、県内の需要動向や組合員の受注環境を分析した。現状は、依然高稼働率を維持している一方、受注価格の回復は遅れ気味ながらも、需給バランスを勘案すると加工単価の健全化の絶好機にあることを認識しあった。
(写真=需要の伸びを確認)

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