鋼構造ジャーナル記事詳細

2014年2月17日号 NO.1653

●13暦年都道府県別鉄骨需要/41都府県で前年比増加
●S造は29県で増加/国交省都道府県別着工統計
●国交省・第3四半期の建築確認/3期連続で2桁増
●「震災対策技術展」横浜/鉄骨関連などの展示も
●新社長/船山工業(福島県)・舩山一史氏
●阪和東京・東北安全協議会/年頭安全大会を開く
●JFEシビル/鉄骨トラス架替えでKTトラス初採用
●全構協・第9回後継経営者・幹部研修詳報
●関東版
●中国版
●松田商工(千葉)/ホッパー曲げ専用機を導入

新設の鉄構事業部が業績伸ばす

ジャパンガルバー(群馬)

米沢工場でもラインを新設

 群馬県伊勢崎市のめっき加工メーカーのジャパンガルバー(大森豊社長)は、一昨年4月から新規事業として鉄鋼事業部を設置し、昨年7月にISO9001を取得し、業績を伸ばしている。同事業部は土木分野の金具、水門、鋼構造物の製作・販売を行い、これまで被災地の用水路や砂防ダム、法面保護に使用する金具などで実績を伸ばしている。
(写真=工場内部)

恒例の年頭安全大会開く

「無事故、無災害の1年に」

阪和東京・東北安全協議会

 阪和興業東京本社・東北支店の協力ファブなどで組織する阪和興業東京・東北安全協議会(会長=本田恒・阪和興業鉄構営業部部長)は6日、東京・中央区内で恒例の年頭安全大会と安全祈願祭を執り行った。会員企業44社から50名が参加した。
(写真=会員企業44社から50名が参加)

鉄骨トラス架け替えでは初採用

JFEシビルのKTトラス

耐震補強需要の捕捉図る

 JFEシビル(本社・東京都台東区、藤井善英社長)の空間構造デバイス「KTトラス(球ジョイントシステムトラス)」が福島県東白川郡棚倉町で施工中の「棚倉町総合体育館耐震補強改修工事」に採用され、昨年末に据え付けが完了した。耐震補強改修に使用されたのは今回が3件目だが、鉄骨トラス屋根の架け替えでは初めて。
(写真=施工完了後のKTトラス)

ホッパー曲げ専用機を導入

松田商工(千葉)

二次加工の深掘りで差別化図る

 独立オーナー系厚板溶断・加工業の松田商工(本社・千葉県浦安市鉄鋼通り、松田学社長)は、切板二次加工事業の深掘り展開を図り、第2工場(同市港)に円錐ホッパー曲げ専用のロール成型機を導入した。ベンダーを使用した従来の方法よりも短い時間で効率的に加工でき、納期短縮を実現。昨年12月に設置を終え、1月から本格稼働している。
(写真=導入したホッパー曲げ専用機)

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