2019年9月9日号 NO.1943
●高力ボルトの拡大孔すべり試験/広島県鉄構工業会
●推定鉄骨需要量は約48万㌧/国交省7月着工統計
●BIM/CIMポータルサイト試行版開設/国土交通省
●鉄骨技術審議会を開催/全国鐵構工業協会
●「働き方改革」講習会の開催支援を通知/全構協
●量産型鋼構造建築の現状紹介/建築学会・近畿支部
●大手ファブトップ/日本ファブテック・小野重記社長
●大手ファブトップ/巴コーポレーション・深沢隆社長
●「ZRC工法講習会」を開催/エスケーエンジニアリング(東京)
●関東版
●北陸版
●推定鉄骨需要量は約48万㌧/国交省7月着工統計
●BIM/CIMポータルサイト試行版開設/国土交通省
●鉄骨技術審議会を開催/全国鐵構工業協会
●「働き方改革」講習会の開催支援を通知/全構協
●量産型鋼構造建築の現状紹介/建築学会・近畿支部
●大手ファブトップ/日本ファブテック・小野重記社長
●大手ファブトップ/巴コーポレーション・深沢隆社長
●「ZRC工法講習会」を開催/エスケーエンジニアリング(東京)
●関東版
●北陸版
広島県鉄構工業会
高力ボルトの拡大孔のすべり試験
1面摩擦接合の実験を実施
広島県鉄構工業会(理事長=山本泰徳・ステントス社長)は8月29日、広島市佐伯区の広島工業大学構造実験室で『拡大孔を有する亜鉛めっき高力ボルト1面摩擦接合のすべり係数に関する実験』を実施した。全国鐵構工業協会の『鉄骨技術研究開発補助制度』を活用して昨年度から継続している実験で、当日は異なるボルト径においてすべり係数とすべり耐力をそれぞれ計測した。今後は得られた計測データを解析した上で、結果をまとめ発表していく。
(写真=試験後の側板には曲げ変形を確認(上)、引っ張り試験のもよう(下))
(写真=試験後の側板には曲げ変形を確認(上)、引っ張り試験のもよう(下))
全国鐵構工業協会
「鉄骨技術審議会」を開催
今年度事業計画などを報告
全国鐵構工業協会(会長=米森昭夫・ヨネモリ会長)は8月29日、東京都品川区のホテルで「2019年度鉄骨技術審議会」を開催した。
議題は①2019年度技術関連事業計画②鉄骨技術者教育センターの設立③特別委員会(企画委員会、教育・人材育成委員会、品質管理委員会)など。
(写真=「2019年度鉄骨技術審議会」を開催)
議題は①2019年度技術関連事業計画②鉄骨技術者教育センターの設立③特別委員会(企画委員会、教育・人材育成委員会、品質管理委員会)など。
(写真=「2019年度鉄骨技術審議会」を開催)
システム建築の生産能力が倍増
千葉県茂原市に新工場が竣工
横河システム建築
横河システム建築(大島輝彦社長)が千葉県茂原市で建設を進めていた茂原工場がこのほど完成し、8月29日に同社関係者、設計者、施工者、行政など関係者約100人を集め、竣工式・祝賀会を挙行した。
茂原新工場は茂原市の「にいはる工業団地」内に立地、敷地面積11万2921平方㍍で工場棟が延べ面積2万1950平方㍍、塗装・出荷ヤード棟が同4800平方㍍、事務所棟が同1464平方㍍、その他を含む全体の延べ面積は2万8439平方㍍。生産品目はビルトH形鋼が中心となる。現在の設備として、板切断用のファイバーレーザ4基、サブマージ溶接機1基、ビルトH形鋼の回転機1基、フランジラインとして溶接ロボット1基と孔あけ加工機などが設置されている。
(写真=茂原新工場全景)
茂原新工場は茂原市の「にいはる工業団地」内に立地、敷地面積11万2921平方㍍で工場棟が延べ面積2万1950平方㍍、塗装・出荷ヤード棟が同4800平方㍍、事務所棟が同1464平方㍍、その他を含む全体の延べ面積は2万8439平方㍍。生産品目はビルトH形鋼が中心となる。現在の設備として、板切断用のファイバーレーザ4基、サブマージ溶接機1基、ビルトH形鋼の回転機1基、フランジラインとして溶接ロボット1基と孔あけ加工機などが設置されている。
(写真=茂原新工場全景)
建築学会・近畿支部 鉄骨構造部会
量産型鋼構造建築の現状を紹介
ハウスメーカーと鋼材メーカーが登壇
日本建築学会の近畿支部・鉄骨構造部会(主査=多賀謙蔵・神戸大学大学院工学研究科教授)は8月30日、大阪市中央区の大阪産業創造館で設計者やゼネコン、関連企業の関係者らを集めて今年度の第1回研究会を開催した。「量産型鋼構造建築:ハウスメーカーの標準化構法・システム建築の実情」をテーマにハウスメーカー4社が登壇、鉄骨系プレファブ住宅に関する独自工法・技術の事例を紹介。さらに、鋼材メーカーによる薄板軽量形構造を用いた建築工法も紹介された。
(写真=建築工法の紹介では建材のせん断抵抗力を高める工夫などが紹介された)
(写真=建築工法の紹介では建材のせん断抵抗力を高める工夫などが紹介された)