鋼構造ジャーナル記事詳細

2020年4月27日号 NO.1976

●工事現場で感染者発生も散見/鉄構業界の影響は必至
●評価試験を5月6日まで中止/日本溶接協会
●全国9ブロックの前年度活動まとめる/全青会
●H形鋼は続落の7万7000円/物調4月資材価格調査
●連載・ファブ業界の歴史編纂①/先人の回顧録・序章
●新社長登場/日伸鉄工建設(東京)・金本貴範氏
●「オンライン講習」を開始/U―style(東京)
●2カ月ぶり全品種販価据え置き/東京製鉄5月契約
●東北版
●北陸版
●新社長登場/光進工業(富山)・杉田綱良氏

工事現場で感染者発生も散見

鉄構業界への影響は必至

GW明けの国内動向を注視

 新型コロナウイルス感染防止対策として在宅勤務や現場打ち合わせの制限等の措置が取られている建設・建築業界だが、ここにきて工事現場で感染者の発生も散見されるようになっている。また、緊急事態宣言の発令を受けて、工事中断や現場閉所などの対応も目立ち始めた。さらに同宣言が全国へと拡大されたこともあり、どこまでこの混乱が広がりをみせるのか、極めて不透明な局面を迎えている。

全国厚板シヤ工組・大阪支部

第45期通常総会を書面開催

「大阪の時代到来へ」

 全国厚板シヤリング工業組合(略称・ZSK)の大阪支部(支部長=浅野博之・日鉄神鋼シャーリング社長、会員17社)は17日、第45期通常総会を書面で開催した。
 総会では、①本部と連携した適正加工賃確保のための金属産業取引適正化の推進②コンプライアンス活動③安全教育体験④定例会などの会合による情報交換⑤優良事業所見学会⑥最新技術の紹介や講演会⑦永年勤続・優良従業員表彰⑧会員数拡大や活動の活性化・充実化――などの事業計画案を承認した。神姫支部との相互連携の維持強化も継続する。任期満了に伴う役員改選では全執行部の留任を決議した。

「オンライン講習」を開始

ミーティングアプリ『ZOOM』を活用

U―style(東京)

 外部講師として技術講習会事業を展開する鉄骨人材育成サポート企業、U―style(東京都、牛木宏昌代表)は、新型コロナウイルスの感染拡大により各企業で在宅ワークや講習の中止が相次ぐ中、いち早くミーティング専用アプリ『ZOOM』を活用して企業向け技術教育を実施している。
 牛木代表は「実際に『ZOOM』に触ってみて、これならオンラインで講習会ができるのではないかと判断した。一部にはできないカリキュラムもあるが、パソコンだけでなくスマートフォンなどでも参加できるので、若い人には会議室などに集まる従来の形式より、気軽にできるのではないかと期待している」と語る。
(写真=建物ができるまでの流れを解説)

PR動画をYouTubeで公開

鳥取県鉄構工業会

組合員企業や業界の魅力紹介

 鳥取県鉄構工業会(理事長=福田秀章・大照建工社長)はこのほど、組合およびファブ業界のPRや求人を目的に動画を制作、動画共有サービス・YouTubeで公開した。
 動画のタイトルは「鉄に魂を!スカーレット色に輝く炎 協同組合鳥取県鉄構工業会 新しい仲間、募集中!」。各組合員企業の紹介や働く社員を対象にした業務内容などに関するインタビュー映像が収録されている。
(写真=動画のひとコマ)

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