鋼構造ジャーナル記事詳細

2020年7月6日号 NO.1986

●「安全衛生講習会」開く/鉄骨建設業協会
●福田新支部長体制が始動/全構協・中国支部
●現場ルポ・新橋地区/駅周辺を中心に開発進む
●推定鉄骨需要量は約37万㌧/国交省5月着工統計
●偽装一人親方対策に本格着手/国土交通省
●役員改選で藤野会長が留任/鋼構造協会が定時社員総会
●東構協・フェーズドアレイ検証委/20年度計画を検討
●製作管理技術者試験準備講習会/9月に2会場で実施
●新社長登場/牧野工業(富山)・牧野裕一郎氏
●特集/安全衛生

「安全衛生講習会」開く

コロナ対策のもと災害防止策について学ぶ

鉄建協

 鉄骨建設業協会の生産・安全・品質委員会(委員長=伊藤功・瀧上工業生産本部本社工場長)は6月22日、東京都千代田区の協会事務局会議室で「安全衛生講習会」を開催した。委員会メンバーや会員各社の安全衛生担当者ら17人が参加し、新型コロナウイルス感染対策として適切な座席間隔の確保およびマスクを着用し、災害防止策などを学んだ。
 当日は東京安全研究所の林利成所長が講師を務めた。林所長は近年の労働災害発生件数とその傾向を説明したのに続き、改正民法(今年4月改正)の損害賠償のポイントおよび「なくせ・へらせ不注意・不安全行動」をパワーポイントとテキストを使って分かりやすく紹介。
(写真=安全衛生担当者ら17人が参加)

国交省

偽装一人親方対策に本格着手

一人親方検討会の第1回会合を開催

 国土交通省は6月25日、産学官で構成する「建設業の一人親方問題に関する検討会」の第1回会合を開催した。同検討会は社会保険加入・働き方改革規制逃れを目的とした偽装請負の一人親方対策、一人親方の処遇改善を図るために実効性ある施策の検討が目的で、建設業社会保険推進・処遇改善連絡協議会の下に設置した。委員は学識経験者3人、元請、専門工事業団体などの15団体、オブザーバーの厚生労働省と国土交通省で構成。座長には蟹澤宏剛・芝浦工業大学教授が就任した。
(写真=産学官による一人親方問題の検討がスタート)

役員改選で藤野陽三会長が留任

日本鋼構造協会が定時社員総会

業績賞3件、論文賞4件を発表

 日本鋼構造協会(略称・JSSC、会長=藤野陽三・横浜国立大学先端科学高等研究院上席特別教授)は6月24日、東京・文京区の東京ドームホテルで2020年度定時社員総会を開催した。
 総会では2019年度事業報告・決算などの議案を承認後、任期満了に伴う役員改選で藤野会長の留任を決めたほか、新副会長に進藤孝生氏(日本製鉄会長)、常務理事に一戸康生氏(同協会)らを選出した。
(写真=あいさつする藤野会長(上)、2020年度定時社員総会を開催(下))


JSCA、総会を縮小開催

『中期ロードマップ』実行初年度に

 日本建築構造技術者協会(略称・JSCA、会長=常木康弘・日建設計取締役常務執行役員)は6月22日に東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモントで第31回(2020年度)通常総会を開催した。会場ではソーシャルディスタンスなどに注意した上で、委任状を中心とした縮小開催とした。19年度事業報告、20年度事業計画・収支予算などが原案通り可決された。また、第31回JSCA賞の審査結果を発表して表彰状を読み上げた。例年実施している表彰式や講演会、懇親会は行わなかった。
(写真=あいさつする常木会長(上)、ソーシャルディスタンスに注意して縮小開催(下))


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