鋼構造ジャーナル記事詳細

2021年6月7日号 NO.2034

●好調な『倉庫』需要/アーバン型物流施設が増大
●推定鉄骨需要量は約39万㌧/国交省4月着工統計
●定時総会をウェブ開催/日本溶接材料工業会
●9月にデジタル化の講習会/静岡県鐵構工協組
●「溶接ヒューム説明会」を開催/鉄建協
●鉄骨超音波検査の講習会開催/全構協・関東支部
●「鉄骨技術フォーラム20」/質疑と回答⑲
●梁専用反転機を導入/三栄建設(大阪)
●鉄構業界団体総会ニュース
●「溶接ヒューム説明会」を開催/山形県鉄構工業組合

好調な『倉庫』需要

アーバン型物流施設が増大

 国土交通省の建築着工統計から試算した20年度推定鉄骨需要量は412万1487㌧(前年比9・7%減)となった。コロナ禍の影響を受けながらも、辛うじて400万㌧台を維持した形だが、近年にない低水準の展開となっている。
 そうした厳しい需要環境にありながら、使途別で前年より増加して注目を集めたのが『倉庫』(前年比17・2%増)と『店舗』(同0・5%増)である。

鉄骨建設業協会

総会後に「溶接ヒューム説明会」

 鉄骨建設業協会(会長=田中進・駒井ハルテック会長)は5月28日に東京都千代田区内で開催した定時総会終了後、同所で「溶接ヒュームの特定化学物質指定に関する説明会」を開いた。
 鉄建協では今年3月に会員企業の実務担当者を主対象に同様の講習会を開いたが、今回は総会に出席する各社経営層に規制内容の周知を図る目的で企画した。
(写真=講師の鈴木氏)

令和3年度定時総会を開催

浦安鉄鋼団地協組

コロナ禍継続を前提に事業推進

 浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=村上京子・東洋鋼鉄社長)は5月26日、千葉県浦安市の浦安鉄鋼会館で令和3年度定時総会を開き、事業計画や収支予算、賦課金徴収方法など全ての議案を可決した。総会は新型コロナ感染防止対策を講じ、参加人数を制限して対面形式で行われた。
(写真=参加人数を制限して対面形式で開催)

セイケイ

「PコラムG385シリーズ」

受注量累計4万㌧を突破

 セイケイ(栃木県佐野市、得田儀生社長)がJFEスチールと共同開発した、550N/㎟級建築構造用冷間プレス成形角形鋼管「PコラムG385シリーズ」の受注量が累計で4万㌧を突破した。
(写真=PコラムG385の導入実績例「 新虎通りCORE(」東京))

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