鋼構造ジャーナル記事詳細

2021年8月16日号 NO.2044

●10地区中5地区で需要増/21暦年上期県別鉄骨需要
●鉄骨需要は20道府県で増加/6月の都道府県別着工統計
●「鉄骨工事Q&A」をリニューアル/日建連
●人と話題/日本橋梁建設協会・髙田和彦氏
●じゃーなるインタビュー/CIW検査業協会・安藤純二新会長
●露出柱脚の曲げ・せん断実験/岡山理科大の研究報告
●特集/現場溶接
●国民目線で業務を推進/山田邦博・国土交通事務次官が会見
●五輪カヌーに出場/ヤマネ鉄工建設(山口)の足立和也選手
●建材製品9月から1万円値上げ/日鉄建材

21暦年上期県別鉄骨需要

10地区中5地区で需要増

需要回復の兆しも鋼材調達等がネック

 国土交通省の建築着工統計調査から算定した21暦年上期の県別鉄骨需要量は、全国計222万8729㌧(前年同期比8・5%増)となった。地区別では10地区中、北海道、甲信越、北陸、中国、四国の5地区が前年割れとなったが、シェアの大きい関東が前年同期比21・5%増と急伸、続く関西(同14・6%増)や中部(同5・3%増)も回復基調がみられ5地区で増加、全体量を押し上げた。

「鉄骨工事Q&A」をリニューアル

12件の改訂・追加を実施

日建連

 日本建設業連合会・建築生産委員会施工部会鉄骨専門部会(主査=犬伏昭・清水建設生産技術本部担当部長)はこのほど、建築の工事現場で鉄骨工事に携わる技術者の疑問に応えるQ&A集「鉄骨工事Q&A」をリニューアルし、同協会ホームページに公開した。
 今回のリニューアルは、担当WGが昨年から﹃技術的評価が困難なもの﹄について会員各社の事例や技術資料などを収集・取りまとめ作業を行ってきたもの。結果的に12件の改訂・追加を行い、計179件となった。
(写真=「鉄骨工事Q&A」に追加した一例)

東京五輪カヌーに出場

社員がテレビ観戦で熱い声援

ヤマネ鉄工建設(山口)の足立和也選手

 山口県のSグレードファブ、ヤマネ鉄工建設(長門市日置上885、山根正寛社長)に所属する足立和也選手は東京五輪のカヌーに出場。社員らがテレビ観戦を通じて熱い声援を送った。
 足立選手はカヌースラローム男子カヤックシングルに出場。7月28日の予選を6位で通過した後、30日から行われた準決勝に挑んだが16位となり、上位10人で争う決勝には進出できなった。
(写真=足立選手)

建材製品、9月から1万円値上げ

日鉄建材

母材価格のさらなる上昇を受け

 日鉄建材(本社・東京都千代田区、中川智章社長)は5日、建築建材製品の軽量形鋼、角パイプ、ロールコラム、床商品を9月分からトン1万円値上げすると発表した。母材価格の上昇分を製品販価に転嫁する。今年度3回目の販価改定により、昨秋からの値上げ幅は累計6万円(軽量形鋼・角パイプの酸洗、めっき、床商品は6万5000円)となった。

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