鋼構造ジャーナル記事詳細

2022年8月22日号 NO.2097

●10地区中6地区で需要増に/22暦年上半期県別鉄骨需要
●鉄骨需要量は25府県で増加/6月の都道府県別着工統計
●人と話題/永井毅氏・全国鐵構工業協会会長に就任
●東北のJR鉄橋2橋が崩落/3日から発生した豪雨で
●日本鋼構造協会新会長/緑川光正氏
●新社長登場/横森製作所(東京)・有明威氏
●堺工場内に塗装工場が完成/IHIインフラシステム
●新社長登場/ウエハラ(静岡)・白井基之氏
●「ハイブリッド型」会議形式を採用/神奈川県鉄構業協組が理事会
●『県庁オープンデー』に出展方針/埼玉県鉄構業協組が理事会

22暦年上半期県別鉄骨需要

10地区中6地区で需要増に

出件の手控えや延期などの動きも

 国土交通省の建築着工統計調査から算定した22暦年上半期の鉄骨需要量は前年同期比1・4%増の約226万㌧となった。全国10地区中、北海道、関東、北陸、関西の4地区が前年割れとなり、特にシェアの大きい関東と関西が伸び悩んだが、中部、東北、甲信越、中国、四国、九州・沖縄の6地区で増加、全体的には前年比増となった。

東北のJR鉄橋2橋が崩落

3日から発生した豪雨により、多数の橋梁が被災

 今月3日から4日にかけて東北・北陸地方を中心に発生した豪雨の影響により、福島県と山形県では鉄橋2橋が崩落、多くの道路橋が被災した。JR東日本磐越西線の喜多方駅~山都駅間(福島県喜多方市)の濁川渡河部に架かる濁川橋梁では2径間が崩落した。同
(写真=濁川橋梁(JR東日本磐越西線の喜多方駅~山都駅間=福島県喜多方市))

NDIがCIW検査業協会へ回答文書

協議会開催、試験日程調整2件の要望で

 日本非破壊検査協会(略称・JSNDI)認証事業本部は5日、CIW検査業協会(会長=安藤純二・ジャスト会長)へ、回答文書「2022年3月23日付及び5月吉日付ご要望の件」を出した。
 NDIは今回、この2件に対する回答として、「いただいたご要望については今後真摯に検討を進めさせていただく」とした上で、「諮問委員会(21年11月実施)でも説明させていただいたとおり、公平性の観点から、特定の資格保持者及び団体等からのご意見・ご要望に対する個別の回答・対応は控えさせていただいている」と回答した。

神奈川県鉄構業協組が定例理事会

「ハイブリッド型」会議形式を採用

10月の理事会から新形式に移行

 神奈川県鉄構業協同組合(理事長=石井二三夫・石井鉄工所社長)は3日、横浜市神奈川区のかながわ県民センターで定例理事会を開き、会議の運営方法や今後の事業計画を協議した。検討中だった理事会の開催方法については「ハイブリッド型」を採用し、10月から新しい開催形式に移行することを決めた。
 同組合では「ウィズ・コロナ」に対応した会議運営の在り方を協議し、「リアル型(対面会議)」、「バーチャルオンリー型(ウェブ会議)」、対面とウェブを併用した「ハイブリッド型」のメリットとデメリットを比較検討した結果、ハイブリッド型を採用することとした。
(写真=明吉工業の加入を承認)

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