鋼構造ジャーナル記事詳細

2022年12月19日号 NO.2114

●反転スカラップ工法検討会/鉄建協・全構協・現溶協が共催
●田中鉄鋼販売の株式90%超取得/阪和興業
●鉄骨需要は19府県で増加/10月都道府県別着工統計
●要望書を国交省技監へ手交/非破壊検査技術振興議員懇話会
●シリーズ「女性活躍」番外編/宮崎県立産業技術専門校
●全自動梁組立溶接ロボットが稼働/ソエジマ(栃木)
●新社長登場/港工業(北海道)・小林正典氏
●ファブの法律対応/久保豊年弁護士に聞く
●入熱・パス間温度管理学ぶ/日建連施工部会鉄骨専門部会
●「フィットテスト講習会」を開催/長野県鐵構組合

鉄建協・全構協・現溶協が共催

反転スカラップ工法検討会開催

施工を伴う試験に90人が参加

 鉄骨建設業協会(略称・鉄建協、会長=田中進・駒井ハルテック会長)、全国鉄構工業協会(略称・全構協、会長=永井毅・永井製作所社長)、鉄骨現場溶接協会(略称・現溶協、会長=原博之・原産業会長)の3団体はこのほど、3団体の会員約90人を集め、千葉県野田市の戸塚熔接工業(戸塚克明社長)で「反転スカラップ工法施工検討会(工事現場溶接)」を開催した。
(写真=3団体から約90人が参加)

高校生がHグレード2社を訪問

「ものづくり現場見学会」開催

北海道経済部産業振興局

 北海道経済部産業振興局は7日、今年度5回目となる高校生の「ものづくり現場見学会」を開催、札幌工業高等学校土木科の2年生52人がファブリケーターの北榮興業(本社・札幌市北区、髙田知明社長、Hグレード)の恵庭工場(恵庭市)と、橋梁や水門の製作を手掛ける旭イノベックス(本社・札幌市清田区、星野幹宏社長、Hグレード)の北広島工場(北広島市)を訪問し、ものづくり企業の現場を見学した。
(写真=形鋼加工全自動ライン「DASP」など最新工場の先進性に触れる(北榮興業恵庭工場))

ソエジマ(栃木)

全自動梁組立溶接ロボットが稼働

来年5月に無人化一貫ライン完成

 Hグレードファブのソエジマ(本社・栃木県宇都宮市、副島良廣社長)は、宇都宮工場(宇都宮市)にZEMAN社(本社・オーストリア)の全自動梁組立溶接ロボット「SBA(スチール・ビーム・アッセンブラー)コンパクト」を導入し、このほど稼働を始めた。今回の設備投資の目的は慢性的な人手不足への対応。同機の輸入はアポロメタルテック(本社・東京都台東区、田中美貴社長)が担当した。
(写真=全自動梁組立溶接ロボット「SBA」)

日本エンドタブ協会

石川で「エンドタブ講習会」

21人がSA評価を獲得

 日本エンドタブ協会(松﨑博彦理事長)は10日、石川県鉄骨工業協同組合との共同により、石川県金沢市のポリテクセンター石川で「エンドタブ講習会」を開いた。石川県を中心に北陸3県から管理技術者21人、溶接技能者41人の計62人が参加し、溶接技能者は21人が最高ランクのSA評価を獲得した。
(写真=試験体を判定)

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