2022年12月26日号 NO.2115
●東北地整への要望事項など協議/東北鉄構工業連合会
●福岡でシンポ開く/超高層ビルに木材を使用する研究会
●H形鋼は目先、横ばい推移/物調12月資材価格調査
●「共済推進会議」を開催/全構協・九州支部
●「ZRC工法講習会」を開催/カガヤ(岩手)
●Hグレード工場ルポ/ソエジマ・宇都宮工場(栃木)
●受注単価の是正が喫緊の課題/22年重大ニュース
●23年の輸入は日本市場の2%程度/韓国製プレスコラム
●物件向けH形鋼の値上げ姿勢継続/日本製鉄
●鋼材ゆく年くる年/市況展望ワイド版
●福岡でシンポ開く/超高層ビルに木材を使用する研究会
●H形鋼は目先、横ばい推移/物調12月資材価格調査
●「共済推進会議」を開催/全構協・九州支部
●「ZRC工法講習会」を開催/カガヤ(岩手)
●Hグレード工場ルポ/ソエジマ・宇都宮工場(栃木)
●受注単価の是正が喫緊の課題/22年重大ニュース
●23年の輸入は日本市場の2%程度/韓国製プレスコラム
●物件向けH形鋼の値上げ姿勢継続/日本製鉄
●鋼材ゆく年くる年/市況展望ワイド版
東北鉄構工業連合会
12月期役員会を開催
東北地整への要望事項など協議
東北鉄構工業連合会(会長=村山功・ムラヤマ社長)は13日、岩手県盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡本館で、令和4年度12月期役員会を開催した。全国鐵構工業協会理事会などの報告、来年2月に宮城県仙台市で開催予定の国土交通省東北地方整備局建政部との意見交換会で提出する要望事項や、今年度決算見通しなどの協議を行った。
協議事項では意見交換会の開催要領と、東北地整への要望事項として①着手前契約の推進と働き方改革への対応②域内における鋼橋関連工事の確保――を決めた。また、「フリートーク」の中で③設計仕様での電炉材の活用――についても言及することを決めた。
(写真=村山会長(上)、12月期役員会のもよう(下))
協議事項では意見交換会の開催要領と、東北地整への要望事項として①着手前契約の推進と働き方改革への対応②域内における鋼橋関連工事の確保――を決めた。また、「フリートーク」の中で③設計仕様での電炉材の活用――についても言及することを決めた。
(写真=村山会長(上)、12月期役員会のもよう(下))
KYK
高校生が溶接技術を競う
第9回「溶接技術コンクール」
近畿中小企業溶接事業協同組合(略称・KYK、理事長=榎本和彦・ウエルテック社長)は17日、兵庫県尼崎市の県立武庫荘総合高等学校で第9回「KYK溶接技術コンクール」を開催した。兵庫県下の高校11校の生徒30人が日頃の練習の成果を競った。
競技は初心者向けの「A―2F(裏当て金あり)」と、中級者向けの「N―2F(裏当て金なし)」の2部門で実施。その結果、A―2Fは技術的な差がないとして4人が敢闘賞に選ばれた。N―2F部門は1位に藤原周平君(神戸市立科学技術高等学校機械工学科3年)が選ばれた。
(写真=日頃の練習成果を競い交流も)
競技は初心者向けの「A―2F(裏当て金あり)」と、中級者向けの「N―2F(裏当て金なし)」の2部門で実施。その結果、A―2Fは技術的な差がないとして4人が敢闘賞に選ばれた。N―2F部門は1位に藤原周平君(神戸市立科学技術高等学校機械工学科3年)が選ばれた。
(写真=日頃の練習成果を競い交流も)
全構協・九州支部
「共済推進会議」を開催
保険制度などを推進へ
全国鐵構工業協会・九州支部(支部長=岩永洋尚・長崎県鉄構工業会理事長)は15日、福岡市博多区のTKPガーデンシティ博多でウェブ併用により共済推進会議を開催、全構協の滝本英二・総務部担当課長と、共済事業の各企業担当者が出席し、事業推進策を話し合った。
滝本課長は共済事業の目的を説明し、生命共済の加入率と還付金などについて解説した。続いて各共済事業協力企業が実績を報告。その中で、生命共済では担当者が福岡県鉄構工業会の理事会でPRしているとし、大日本塗料は販売好調で通期の目標達成に向けた意気込みを述べた。
(写真=共済事業協力企業が実績を報告)
滝本課長は共済事業の目的を説明し、生命共済の加入率と還付金などについて解説した。続いて各共済事業協力企業が実績を報告。その中で、生命共済では担当者が福岡県鉄構工業会の理事会でPRしているとし、大日本塗料は販売好調で通期の目標達成に向けた意気込みを述べた。
(写真=共済事業協力企業が実績を報告)
「ZRC工法講習会」を開催
カガヤ(岩手)
社内から20人が受講
岩手県のHグレードファブ、カガヤ(本社・盛岡市、加賀谷浩一社長)は同社本社において「ZRC工法講習会」を15日に開催し、社内から20人が受講した。
ゼットアールシー・ジャパンの江田勝範営業主任が講師を務め、亜鉛めっきのメカニズムや常温亜鉛めっきの防食性能などとともに、同工法の仕様書に基づき、適切に使用するための施工方法について解説。実技では受講者一人ずつに鋼板へ常温亜鉛めっき『Z.R.C.』を塗布し、専用のウエットゲージで塗膜面の塗厚を測定して厚みが102㎛以上に達しているか確認をした。講習修了後、受講者は、施工管理者と施工者に分けてZRC工法研究会に登録され、修了証が発行される。
(写真=講習会のもよう)
ゼットアールシー・ジャパンの江田勝範営業主任が講師を務め、亜鉛めっきのメカニズムや常温亜鉛めっきの防食性能などとともに、同工法の仕様書に基づき、適切に使用するための施工方法について解説。実技では受講者一人ずつに鋼板へ常温亜鉛めっき『Z.R.C.』を塗布し、専用のウエットゲージで塗膜面の塗厚を測定して厚みが102㎛以上に達しているか確認をした。講習修了後、受講者は、施工管理者と施工者に分けてZRC工法研究会に登録され、修了証が発行される。
(写真=講習会のもよう)