鋼構造ジャーナル記事詳細

2023年2月6日号 NO.2121

●前年比4・2%減の443万㌧/22暦年都道府県別鉄骨需要
●推定鉄骨需要量は約33万㌧/国土交通省12月着工統計
●右腕育成講習会の開催案内など報告/技術者教育センター
●新年賀詞交歓会を3年ぶり開催/日本建築構造技術者協会
●社員交流で新たな人材育成/KOWA(奈良)・金原工業所(静岡)
●新年互礼会などを開催/山梨県鉄構溶接協会
●反転スカラップ工法を学ぶ/全構協九州支部・H部会
●「共済推進会議」を開催/全構協・中部支部
●顧問県議・行政との懇談会/長野県鐵構組合
●インボイス制度の講習会/奈良県鉄構組合

22暦年都道府県別鉄骨需要

前年比4・2%減の443万㌧に

23県で前年比増加も都市部が振るわず

 国土交通省の発表する建築着工統計から換算した22暦年(1~12月)の推定鉄骨需要量は前年比4・2%減の443万㌧で、21暦年比で微減ではあるが450万㌧を割り込んだ。全国都道府県別で上昇率が最も大きかったのは長崎で前年比139・7%増、次いで奈良同81・4%増、岩手同71・2%増、長野同69・2%増、香川同41・6%増といずれも前年比40%を超える増加を示した。

「社長の右腕育成講習会」の開催案内などを報告

鉄骨技術者教育センター

 鉄骨技術者教育センター(理事長=河野昭彦氏・九州大学名誉教授)は1月24日、東京都中央区の鉄鋼会館で2022年度第5回理事会を開催した。
 理事会では①資格認定事業の手数料規程の改定②委員交代および委員増員に伴う委嘱承認――について審議、これらを承認した。また、新規事業としての「社長の右腕育成講習会」の開催案内のほか、品質管理責任者育成ワーキンググループの活動報告を行った。
(写真=第5回理事会を開催)

全構協九州支部・H部会

反転スカラップ工法を学ぶ

メリットや注意点など解説

 全国鐵構工業協会・九州支部のHグレード部会(会長=赤木紀政・赤木鉄工所社長)は1月24日、福岡市博多区の八仙閣で反転スカラップ工法(梁端ストレート工法)の講習会を開催した。開発者の板谷俊臣・永井製作所品質管理部部長と佐々木正道・日本製鉄大阪支社建築建材技術課主幹が講師を務め、メリットや適用時の注意点を解説した。
(写真=反転スカラップ工法について学ぶ)

長野県鐵構組合

顧問県議・行政との懇談会

技術者・技能者不足など4項目で協議

 長野県鐵構事業協同組合(理事長=倉科賢三・倉科鐵工所社長)は1月25日、長野市のホテル犀北館で、顧問県議と行政との懇談会を開催した。同懇談会の開催は3年ぶりとなる。
 倉科理事長が座長を務め、①建設業の技術者・技能者の不足②外国人労働者雇用に対する支援③鋼材・各種資材高騰に伴う元下請け関係における契約適正化④県内の公共事業や大型工事等の案件見通し――の4項目について協議した。
(写真=顧問県議と行政との懇談会を3年ぶりに開催)

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