第91回耐震工学研究会を開催
- 高山峯夫・福岡大教授が講演
「熊本地震で免震建物は効果発揮」
耐震工学研究会は10日、東京・神田駿河台の中央大学駿河台記念館で、第91回耐震工学研究会を開催、高山峯夫・福岡大学教授が「熊本地震での建物被害および免震建物の挙動」をテーマに講演を行った。当日は、会員など関係者約70名が参加した。
同講演会は、熊本地震で観測された地震動、とくに益城町を中心とした観測記録をもとに建物被害の調査結果の概要を紹介するとともに、熊本県内の免震建物の地震時挙動および被害状況を解説した。
(写真=約70名が参加。円内は高山・福岡大教授)