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鉄骨需給は『均衡状態』に

  • 来年度の需要急増に懸念の声
    『身の丈』受注生産が焦点に

今年度の鉄骨需要は4月期43万トン(前年度同期実績比6%減)、5月期39万トン(同12%減)、6月期47万トン(同3%減)、7月期44万トン(同8%減)で推移、「やや小康状態にある」とみる関係者は多い。消費増税の駆け込み需要の反動や物件の工程ズレなどの影響を指摘する声も少なくないが、一方で鉄骨ファブ各社の工場稼働率は高水準を維持、「とくに主要ファブでは活況状態が継続。変化はみられない。需給バランスの均衡状態にあるのでは」(同)の見方が支配的となっている。
(写真=都内で建設中の大型物件(写真と本文は関係ありません))

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