18年度鋼道路橋は22万㌧
- 海外事業も積極展開へ
引き続き鋼橋の魅力をアピール
昨年度、再び20万㌧の大台を回復した鋼道路橋。関係者はひと安心といった橋梁業界。18年度は、上期の時点では道路橋が前年度同期比31・7%増の約14万㌧。東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路の3社が大幅増加となったことによるもの。下期は、高速道路暫定開業区間の4車線化工事などをはじめ、大規模更新事業が堅調に出件すると見込まれ、昨年度より微増の22万㌧と予測。ただ、新設橋梁の需要は目立つ大型プロジェクトもなく、依然、厳しい状況が続くとしている。
(写真=今回完成した天城橋(左)、天門橋(右)。発注者・熊本県(写真提供:横河ブリッジ))