新年交礼会に510人が集う
- 日本橋梁建設協会
「地域の象徴となる大型案件が不可欠」
日本橋梁建設協会(会長=坂本眞・日本ファブテック特別顧問)は10日、東京・平河町の都市センターホテルで新年交礼会を開き、会員をはじめ官公庁、関連団体など約510人が参集した。
あいさつに立った坂本会長は"鋼橋技術を後世に伝えていくことが協会の使命"と前置きし、「そのためには長期安定的な発注が重要だが、若者に夢と希望を与えることができる吊り橋や斜張橋などの地域のシンボルとなる大型プロジェクトが欠かせない。昨年、大阪湾岸道路西伸部の事業化が決定し、大学では橋梁分野を志す学生が増えてきたという」と指摘。「担い手の確保に向けた働き方改革、安全性および生産性の向上などにも引き続き取り組んでいく。ライフサイクルコストに優れた100年橋梁を安全につくり、守ることができる世界に誇る橋梁技術で、社会に貢献する協会としてさらなる研さんを重ねていく」と述べた。
(写真=会員をはじめ官公庁、関連団体などから約510人が参集)