19年度鋼道路橋は大幅減少
- 保全事業へのウエート高まる
施工の平準化などを働きかけ
昨年度は2年連続で20万㌧の大台を維持した鋼道路橋。
19年度上期の鋼橋受注実績(日本橋梁建設協会調査)は対前年同期比68・6%減の約5万9000㌧。鋼道路橋が同66・2%減の約4万7000㌧。受注件数は前年同期比46件減少の160件となった。年初から「19年度は入札公告が少ない端境期に入り、発注量は減少する」(関係者)といわれていたが、その予想を超える低迷となった。下期も発注量の大幅な増加は見込めず、通期では大幅な減少となるもよう。
(写真=完成した天龍峡大橋。発注者・国土交通省中部地方整備局(写真提供:川田工業))