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400万㌧割れは回避の見込み

  • 2020年度の鉄骨需要
    ファブ各社の冷静な対応目立つ

 鉄骨需要は、東京五輪の開幕を考慮した工事着工の手控えという〝端境期〞にコロナ禍が加わり、低迷が長期化している。実際に2020年1月以降の月間需要量は14カ月連続で40 万㌧を割り込む低水準で推移、今年2月までの年度需要の累計は約374万㌧にとどまっている。
 3月期需要量は今月末発表の着工統計で明らかになり、同時に年度需要が判明するが、「かろうじて400万㌧割れを回避できる見通し」とされ、「最終的にリーマン・ショック直後の2010年度の418万㌧を若干下回る水準に落ち着くのではないか」とみる関係者は多い。
(写真=大都市圏を中心とした大型再開発物件は堅調に推移)

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