期待を集める首都圏の大型物件
- 早ければ年末から〝盛り上がり〟へ
『鋼材問題』緊迫した状況に
「東京五輪閉幕後に新たなステージに入るのではないか」と新規案件の具体化に向けて関係者の期待を集めている首都圏の大型物件だが、「著名案件などで交渉の進展がみられ、早ければ年末から盛り上がりをみせる。ピークは再来年になるのでは」とする見方が大勢を占めている。
大手ファブの山積みや工場稼働は十分といえないまでも、量的な枯渇感が年末を境にようやく緩和の方向に向かうこととなり「事実上、需要の〝端境期〞を脱する」とみる関係者は少なくない。
(写真=今後は『受注単価や納期の適正化』と『工程の遵守』が大きな焦点に(写真は記事とは関係ありません)。)