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『鋼材問題』を抱えて年越し

  • 〝鋼材調達難〟で緊迫感も
    需要は緩やかな回復基調に

 鋼材や副資材の納期長期化と価格の高騰について改善の見通しが得られず、業界の大きな課題を抱えたまま年越しとなりそうだ。
 受注営業で鋼材の調達が建方工程に間に合わず、「結果的に仕事が流れる」という声も、特に工事のサイクルが短い中小ファブから聞かれ始めた。「与信の関係で、鋼材が手配できない事態がいずれ来るのでは」とする意見もあり、緊迫感が強まっている。

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