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大型物件が需要をけん引

  • 高層案件のピークは『23~24年』
    適正価格での受注がテーマに

 今年度から鉄骨需要の回復傾向が顕著にみられるが、「特に主要都市での再開発物件のほか、物流倉庫や工場、データセンターなど大型物件の出件が目立つ。これらが需要をけん引しているのが実態」(関係者)という。
 そうした展開の中で大きな関心を集めているのが、高層案件の動向である。都内では日本橋や虎ノ門など、大阪では大阪駅前等で工事が進行中にあるが、今後、都内の六本木や常盤橋トーチタワーのほか、九州・博多、北海道・札幌などの主要都市でも工事が本格化する予定だ。これらの高層案件のピークは『23~24年』とされ、「トーチタワーや新宿西口が着工する今秋から盛り上がりが期待され、大手ファブ各社とも、同時期以降から〝繁忙期〞入りする」(同)とされる。
(写真=東京、大阪のほか、博多や札幌など主要都市でも工事が本格化へ)

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