2023年12月号 VOL.36 NO.427
・[特集] 2024年BIMの動向と課題
・[gallery] 京都競馬場
・[論文] 京都競馬場
・[鉄のデザイン] 篭原さみどり認定こども園
・[論文] 繰り返し塑性ひずみを受けた鋼材の疲労(高応力低サイクル疲労)
・[Event] 日本建築学会 「アーキニアリング・デザイン展2023」を開催
・[人HUMAN] 黒川 巧さん
・特集:「2024年BIMの動向と課題」
アフターコロナを迎え、2024年問題や働き方改革などが迫られる中、建築DXの要となるBIMの現状、取り組みについて設計事務所・ゼネコン14社の事例を紹介。BIMを主導する団体の最新情報や、メーカー各社によるBIMツール・最新情報も紹介する。論文は大屋根に木鋼ハイブリッド構造を採用した「京都競馬場」、鉄のデザインは連続する1スパンラーメン構造で大きなガランドウ空間を実現した「篭原さみどり認定こども園」を掲載。中込忠男・信州大学名誉教授の論文「繰り返し塑性ひずみを受けた鋼材の疲労(高応力低サイクル疲労)」も紹介する。
特集:2024年BIMの動向と課題
・BIM国際標準化団体「buildingSMART International」の標準化サミット:ノルウェー・リレストロム会議報告
――足達 嘉信(buildingSMART Japan/鹿島建設)
・構造BIM審査の将来像
――大越 潤(buildingSMART Japan)
・設計ワークフローの更新
――本多 裕作/鈴木 彩子(梓設計)
・データの用途を拡張させる
――春田 典靖(Arup)
・DDM/Digital Detail Model
――安井 謙介(日建設計)
・設計をDXするための取り組み
――柳沼 大樹(松田平田設計)
・BIM推進の取り組み
――小西 隆文(三菱地所設計)
・BIM一貫利用における設計の役割
――飯田 久(大林組)
・実効性のあるBIM活用へ向けて
――幸田 峻太郎/佐藤 克弥/鈴木 慎太朗(木内建設)
・やればできる施工BIM!
――光森 進一郎/六嶋 瞬(三和建設)
・OpenCDE 『CatendaHub』
――林 晃士(グローバルBIM)
・構造設計のBIMデータ連携
――塚本 浩(清水建設)
・新しい設計スタイルへ
――萱嶋 誠(大成建設)
・「設計者自らBIMで設計を行う」ための取り組み
――齋藤 洋美(戸田建設)
・クレーン施工へのBIM活用
――岩崎 昭治(西松建設)/岡田 哲(コベルコ建機)
・建設業から見るBIMの課題と未来
――原井 政徳(九州第一工業)
・Product introduction
――エーアンドエー/オートデスク/グラフィソフトジャパン/トリンブル・ソリューションズ/構造システム/ユニオンシステム/ソフトウェアセンター/カルテック/ドッドウエル ビー・エム・エス/データロジック/ファーストクルー/テクリード/日本ファブテック/タイワ/日鉄建材
・野原グループ 点群データからのBIMモデリング化を支援
・グラフィソフトジャパン「Building Together Japan 2023」
・[gallery] 京都競馬場
・京都競馬場
――木鋼ハイブリッド庇が観客を包み込むパークテラス
―――西田 哲朗/松下 直子/松本 孝弘(安井建築設計事務所)/南出 祥亨(大林組)
●鉄のデザイン 第36回
・篭原さみどり認定こども園
――連続する1スパンラーメンによる大きなガランドウ
―――鈴木 弘樹(千葉大学)/鈴木 陽子( 一空建築工房)/後藤 直也 (ArchitectureTeam)/清水 靖真/近藤 幸輝(清水構造計画)
・繰り返し塑性ひずみを受けた鋼材の疲労(高応力低サイクル疲労)
――中込 忠男(信州大学)
●Event
・JSCA 「JSCA構造デザイン発表会2023」を開催
・日本建築学会関東支部 「構造デザインフォーラム2023」を開催
・日本建築学会 「アーキニアリング・デザイン展2023」を開催
●Project
・全国の建設プロジェクト―ビル/商業施設/工場/学校ほか
・全国の建設プロジェクト―Image 編
・全国の建設プロジェクトの見方
●Strutec Data
・2023年8月の都道府県別建築着工面積/2023年9月の建築着工面積
・2023年度上期(4-9月)の着工面積と鉄骨需要量
●Regular
・A∩C:建築とコンピューター
――〈第66回〉 創るBIMの知見を施設・建物の維持管理・運用にまで伸延
―――樋口 一希
・リレーエッセイ 建築と私 326
――「ものづくりと工夫」
―――武山 良一
・建設関連産業の未来のための技術評論
――第161回 関東大震災100年で考えたこと
―――藤盛 紀明
・真構造道場
――第100回 「JSCA建築構造士」の巻
―――高橋 治
・人HUMAN 黒川 巧さん(日建設計 エンジニアリング部門 構造設計グループ 構造設計部)
●表紙
京都競馬場