2016年5月号 VOL.29 NO.336
・[特集] 鉄骨ものづくりのいま。
・[gallery] 博多駅中央街SW計画(仮称)
・鉄骨置屋根構造支承部の健全化に向けて
・[論文] サムスチールチェッカーによる高強度鋼材識別の問題点とその対処法
・[論文] 笹川平和財団ビル
・[論文] 博多駅中央街SW計画(仮称)新築工事
・[人HUMAN] 早稲倉 章悟さん
・鉄骨構造の魅力・可能性を伝える情報が満載
特集「鉄骨ものづくりのいま。」は、「鉄骨加工機械/溶接ロボット/溶接機器/溶接ワイヤ/CAD/CAM」、国土交通大臣認定鋼材など最新情報を一覧表で紹介。このほか、国交省発表の建築着工統計を基に、過去3年間の「S造規模別・用途別着工建築物」を分析し、データから鉄骨造建築事情を探った。ファブリケーターが執筆した「サムスチールチェッカーによる高強度鋼材識別の問題点とその対処法」など、即鉄骨製作の実務に役立つ情報が満載。
・特集:鉄骨ものづくりのいま。
鉄骨需要が年間500万tベースの中、コラム-H構造の需要増、建築物の大型化に伴うコラムの大径化に伴い、鉄骨製作に関わる一次加工機械、溶接ロボットなどの導入がかつてないほど進み、生産ラインの見直しも始まっている。特集では鉄骨加工機械、溶接ロボット、溶接機器、溶接ワイヤ、CAD/CAM一覧を掲載。加工機械などの機能向上は著しく、生産ライン構築、設備刷新・増設など鉄骨製作・生産計画の参考資料となるように編集。
・斎藤公男氏による「アーキニアリング・デザイン 凱旋展 2015」
昨年11月16日から今年1月27日まで東京都千代田区神田駿河台の日本大学理工学部お茶の水校舎で開催された。4月号の「アーキニアリング・デザイン展in中国」に続いて、斎藤公男・日本大学名誉教授が執筆。同展の概要だけではなく、展示会開催を記念して行われたオープニング・フォーラム、凱旋展フォーラム、ミニ・フォーラムなどの催しも紹介。2008年に建築会館でスタートしたAND展は約8年間で様々な形での巡回展などを行い、開催は21回に及ぶ。「凱旋展 2015」はこれまでのAND展の集大成となる。
特集:鉄骨ものづくりのいま。
・震災復興ー「鉄骨ものづくり」で貢献を
――編集部
・鉄骨需要ー年間600万t市場への取り組み
――編集部
・国土交通大臣認定の建築構造用鋼材一覧
・鉄骨加工機械/溶接ロボット/溶接機器/溶接ワイヤ/CAD/CAM一覧
・[gallery] 博多駅中央街SW計画(仮称)
・アーキニアリング・デザイン 凱旋展 2015
――斎藤 公男
・鉄骨置屋根構造支承部の健全化に向けて
――竹内 徹
・サムスチールチェッカーによる高強度鋼材識別の問題点とその対処法
――電気抵抗率の変動要因と実測方法
―――板谷 俊臣/鎌倉 和彦/中澤 好道/中村 洋一
・笹川平和財団ビル
――偏心コアのコラムレスオフィスを「免震+制震」の外殻構造で実現
―――藤田 啓史/牧野 健二
・博多駅中央街SW計画(仮称)新築工事
――既存オイルダンパーを再利用した中高層商業ビルの構造・施工計画
―――城戸 隆宏/中島 康晴/太田 俊也/石橋 洋二/諸伏 勲/渡邊 秀幸/森 国光/森山 卓也
●News
・オートデスク 「Autodesk AutoCAD」シリーズ新バージョンを発売
・東京構造設計事務所協会 ASDO「建築検定」で4人が1級合格
●Event
・ユニオンシステム 「Super Build/SS7」発表・説明会を開催
・ASDO・JSCA東京共催 研修会「空間情報技術を駆使した新しい地震予測の展開」
・佐々木睦朗構造計画研究所+OBOG 「佐々木睦朗+佐々木スクール展」を開催
●BIM News
・トリンブル・ソリューションズ BIMソフトウエア「Tekla Structures 201
・オートデスク 建築用BIMアプリケーション最新版リリース
●Project
・全国の建設プロジェクト―ビル/商業施設/工場/学校ほか
・全国の建設プロジェクト―Image 編
・全国の建設プロジェクト―月別分析:2016年1月
・埼玉県新座市 「新座市新庁舎」建設工事(第1期)が本格化
●Strutec Data
・2016年1月の都道府県別建築着工面積/2016年2月の建築着工面積
●Regular
・建設関連産業の未来のための技術評論
――第70回 科学者と技術者
―――藤盛 紀明
・とある構造技術者がみた建築
――第8回 建築家のお金と夢
―――大氏 正嗣
・真構造道場
――第9回 「ODBシステム」の巻
―――高橋 治
・リレーエッセイ 建築と私 235
――「『減衰』に魅せられて」
―――有馬 文昭
・人HUMAN 早稲倉 章悟さん
構造計画プラス・ワン
●表紙
博多駅中央街SW計画(仮称)