鉄構技術記事詳細

2014年10月号 VOL.27 NO.317

・[Photo] アマダ土岐事業所テクニカルセンター
・[論文]アマダ土岐事業所テクニカルセンター
・[論文]羽田クロノゲート(前編)
・[論文]虎ノ門ヒルズ 運営編
・[連載]空間構造デザインの潮流と実践
・[News]第9回日本構造デザイン賞
・[人HUMAN]坂本 眞一さん

・鉄骨造建築の魅力を伝える3つの建物

 鉄骨造建築の魅力を伝える建物をオールカラーで紹介。取り上げるのはアマダ土岐事業所テクニカルセンター(コルテン鋼とコンクリートを生かしたハイブリッド構造)、羽田クロノゲート(ヤマトグループ物流ターミナル)、虎ノ門ヒルズの3件。延床面積は約5,000㎡、約20万㎡、約24万㎡で工場、大型流通施設、超高層ビルと最近の用途を代表する建物。虎ノ門ヒルズは地震直後の建物被災度などを携帯メールに送信するシステムなど、最新ビルの安全管理も紹介する。

・空間構造デザインの潮流と実践

 斎藤公男・日本大学名誉教授の最終特別講義「私にとっての50年」は最終回。全4回の連載で、バックミンスター・フラーの研究、坪井研究室の思い出(下関市体育館、代々木体育館)、その後手がけた作品群(岩手県営体育館、笠松運動公園体育館ほか)と空間構造の変遷、膜構造の展開、空間構造デザインの流れなど、豊富な作品群を紹介しながら、50年の空間構造を展望する。「空間構造の系譜とデザインが学べる教科書」として読者から支持された連載。

・充実の情報コーナー―News、Topics、Event、BIM News

 計21の情報が満載。ニュースを伝えるだけではなく、豊富な写真・資料を用い、全頁オールカラーで紹介する。特に鉄骨造建築分野で適用が進むBIM(Building Information Modeling)関連は、発表が相次いだ各社の最新ソフトウエア紹介のほか、日本設計・オートデスクが「次世代BIMの実現を目指しパートナーシップを締結」、学校教育への普及など、BIM適用の次のステップを予感させる発表が相次いだ。日本構造家倶楽部の「第9回日本構造デザイン賞」もカラーで紹介。

[Photo]アマダ土岐事業所テクニカルセンター

アマダ土岐事業所テクニカルセンター
―コルテン鋼とコンクリートを生かしたハイブリット構造―
―――田中 王秀/二村 英行

羽田クロノゲート(前編)

―『構造設計者にできること』―
―――寺田 隆一/福島 孝志/東條 健一/山野 祐司

虎ノ門ヒルズ 運営編

―道路上に建つ複合超高層建物の構造設計―
―――土橋 徹/加藤 隆/岡部 和正/人見 泰義/髙橋 浩史/唐崎 英典

空間構造デザインの潮流と実践

最終回―斎藤公男・日本大名誉教授が最終特別講義。「私にとっての50年」をテーマに空間構造を展望―
―――斎藤 公男

●News

・2014年度 日本建築学会大会(近畿)開催
・日本構造家倶楽部 「第9回日本構造デザイン賞」決定
・A&A 「Vectorworks® 2014ネットワーク版 シリーズG」
・日本インシュレーション 鋼管柱・耐火1時間向け水系耐火塗料「タイカベール」開発
・西松建設・構造計画研究所・住友ゴム工業 「BiDフレーム工法」を共同住宅に初適用
・新日鐵住金 超高張力鋼材が大林組・技術研究所に採用
・新日鉄住金エンジニアリング 橋梁用高機能外装材「NSカバープレート」

●Topics

・ヒルズ街育プロジェクト
・Student Summer Seminar 2014 集積あるいは変化するストラクチュラル・アート
・建築鉄骨向け溶接材料(日鐵住金溶接工業)

●Event

・A&A Vectorworks 教育シンポジウム2014
・JSCA関東甲信越支部 「JSCA法人化25周年記念事業」を開催
・中野区産業振興推進機構 第1回中野サイエンスカフェ「地震にそなえる」
・A-Forum 第3回フォーラム「それぞれの、建築の安全」

●BIM News

・片柳学園・オートデスク BIM普及・人材育成柱に包括的な協議で合意
・グラフィソフトジャパン 「ArchiCAD 18・ArchiCAD 18 Solo」リリース
・グラフィソフトジャパン GRAPHISOFT「ArchiCAD 18」製品発表会
・オートデスク 「Autodesk University Japan 2014」開催
・日本設計・オートデスク 次世代BIMの実現を目指しパートナーシップを締結
・ソフトウェアセンター 「SLM for ArchiCAD 17」をリリース
・ソフトウェアセンター 「SSC-梁貫通孔設置範囲」をリリース

●Project

・全国の建設プロジェクト―ビル/商業施設/工場/学校ほか
・全国の建設プロジェクト―Image 編
・全国の建設プロジェクト―月別分析:2014年6月

●Strutec Data

・2014年6月の都道府県別建築着工面積/2014年7月の建築着工面積
・2014暦年上期(1-6月)の着工面積と鉄骨需要量

●Regular

・野の国(ポーランド)の景観、歴史、構造技術
―第3回
―――飯田 正敏/石山 泰央/黒沢 亮太郎/白田 隆雄
・建設関連産業の未来のための技術評論
―第51回 日本電子産業の興亡に学ぶ
―――藤盛 紀明
・構造道場
―第25回 「東京オリンピック1964」の巻―
―――高橋 治
・リレーエッセイ 建築と私 216 「最近の鉄骨検査」
―――淵岡 隆
・随筆152 ふ:瘋癲
―――深見 準一

・人HUMAN 坂本 眞一さん
鉄構技術
―清水建設 技術研究所 構造・生産技術センター所長

●表紙
アマダ土岐事業所テクニカルセンター
鉄構技術

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