鉄構技術記事詳細

2021年1月号 VOL.34 NO.392

・[特集] 2021年の建築・鉄構業界
・[特集] 再開発プロジェクト2021 Part.1
・[gallery] 変わる都市空間:東京・八重洲口、日本橋
・[鉄のデザイン] 十六銀行天白支店 -アングルの組柱によるファサード
・[News] 清水建設 耐火木鋼梁「シミズ ハイウッド ビーム」開発
・[News] 鹿島建設・清水建設・竹中工務店 ロボット施工・IoT分野における技術連携に合意
・[人HUMAN] 新谷 耕平さん

・各界のトップ32人がみた2021年の建築・鉄構業界

「2021年の建築・鉄構業界」。コロナ禍で大きな影響を受けている鉄構業界の今後の見通しについて①課題と展望②再開発プロジェクトの2つのテーマで特集。「課題と展望」は、構造設計をテーマとしたこれまでの内容に加えて、Withコロナが基本となる2021年の建築・鉄構業界をどのように見ているかについて、構造設計、ゼネコン、鉄鋼・建材メーカー、溶材・機器メーカー、ファブリケーターなど範囲を広げて、各分野のトップら計32人に執筆いただいた。建築業界の展望について漢字2文字で表現していただき、2021天気図も掲載。

・特集:再開発プロジェクト2021 Part.1

 新年号恒例企画の「再開発プロジェクト展望」。コロナ禍などの影響で低迷している鉄構業界にとって、大型再開発は鉄骨市場を押し上げる重要な要素。特に都市部は「バブル時代を凌ぐ超高層建築ラッシュ」と言われながら、計画・工程変更が相次いだ。特集では、全国の代表的な大型再開発プロジェクトを整理。Part.1では、編集部がまとめた全国の代表的な計51プロジェクトをオールカラーで紹介。推定鉄骨量は計約128万tに及ぶ。2月号以降では設計会社、ゼネコンに協力をいただいたプロジェクトについて紹介する。

・新連載「鉄のデザイン」

 2020年9月号から連載を開始した「鉄のデザイン」。構造設計決定までプロセスや、施工、ファブリケーターとのCollaborationなどがベースとなる中低層の鉄骨造建築を取り上げ、デザイン・構造・施工・ファブのそれぞれが果たした役割などがテーマ。今月号は、アングルの組柱によるファサードが特徴的な「十六銀行天白支店」を竹中工務店の設計者が執筆。銀行のイメージを払拭する樹形の組柱、そしてここに至った意匠・構造・施工・ファブのCollaborationに注目。延床面積590㎡、鉄骨製作は稲垣鉄工(三重県、Mグレード)が担当。

特集:2021年の建築・鉄構業界

2021 課題と展望(敬称略)
 ――小林 裕明/柴田 育秀/鶴田 正一/越田 庸夫/小林 光男/油田 憲二/石塚 広一/渡邊 朋宏/森木 博/吉田 和彦/人見 泰義/菊地 岳史/川村 浩/森高 英夫/永矢 隆/土橋 徹/新居 努/黒川 泰嗣/榊間 隆之/篠崎 洋三/上田 博之/中原 理揮/里 嘉郎/関谷 慶宣/木本 和彦/川上 寛明/広崎 成一/吉田 讓/植村 道治/小林 雄二/田中 進/藤生 定男

特集:再開発プロジェクト2021 Part.1 

2021 再開発プロジェクト2021

●鉄のデザイン 連載 第5回

・十六銀行天白支店 -アングルの組柱によるファサード-
 ――安藤 寿孝/石山 達士/鈴木 浩章(竹中工務店)

●News

・清水建設 耐火木鋼梁「シミズ ハイウッド ビーム 」開発
・鹿島建設・清水建設・竹中工務店 ロボット施工・IoT分野における技術連携に合意
・鹿島建設 「鹿島パートナーカレッジ」設立、2021年4月に開講
・大林組 3Dまちづくりプラットフォーム「SCIM®」機能拡張
・森ビル 「ヒルズ街育プロジェクト」特別出張授業

●Event

・オートデスク 「Autodesk University 2020」開催
・もけいで学ぼう! 建築のしくみ2020―小学生限定模型制作ワークショップ
・SASST 「鉄骨技術フォーラム2020」を開催

●BIM News

・大林組 BIMモデルを施工用図面として活用するプロセスを確立
・A&A(エーアンドエー)新製品発表会「Vectorworks Live」を開催
・福井コンピュータアーキテクト 国産BIM建築システム「GLOOBEシリーズ」最新版
・鴻池組など3社 BIMデータとMC建機用データの連携で業務効率化を実現
・大和ハウス工業・トプコン 建設現場のDX革命「デジタルコンストラクション」で基本合意書締結

●Project

・全国の建設プロジェクト―ビル/商業施設/工場/学校ほか
・全国の建設プロジェクト―Image 編
・全国の建設プロジェクトの見方

●Strutec Data

・2020年9月の都道府県別建築着工面積/2020年10月の建築着工面積
・2020年度上期(4-9月)の着工面積と鉄量骨需要

●Regular

・ドイツ・スペイン・ポルトガルの空間構造を訪ねて
 ――IASS(60anniv.)in Bercelona Tour 第11回 あとがき~連載を終えて
 ―――斎藤 公男(A – Forum)/宮里 直也(日本大学)
・A∩C:建築とコンピューター
 ――〈第31回〉 建物3次元モデルを多様・多目的に運用する
 ―――樋口 一希
・建設関連産業の未来のための技術評論
 ――第126回 アイアン・プラネット
 ―――藤盛 紀明
・とある構造技術者がみた建築
 ――第64回 設計のひらめきとリズム
 ―――大氏 正嗣
・真構造道場
 ――第65回 「2021丑年」の巻
 ―――高橋 治
・リレーエッセイ 建築と私 291
 ――「一年目の契機」
 ―――早稲倉 章悟

・人HUMAN 新谷 耕平さん(日建設計 エンジニアリング部門 構造設計グループ シニアダイレクター)


●表紙
変わる都市空間:東京・八重洲口、日本橋

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